浅間山入山注意のお知らせ
日本有数の活火山「浅間山」
日本で初めて火山観測所が設置された浅間山は、最も監視体制の整った山の一つです。火山活動の監視や火山情報の発表は、気象庁の火山監視・警報センターで24時間体制で行われています。
現在の噴火警戒レベルは、「1」(活火山であることに留意)で、火口から概ね500mの範囲への立入は禁止です。前掛山(標高2524m)まで行くことができます。
入山前に火山の活動状況を確認の上、秋の浅間連峰登山をお楽しみください。
過去1か月に発表された情報を確認いただけます。
火山情報(レベル1、活火山であることに留意)
気象庁(令和3年8月6日午後2時)の噴火予報(活火山であることに留意)発表されたことを受け、小諸市では登山規制を緩和し、令和3年8月7日以降、賽の河原分岐から前掛山山頂までの登山道への立ち入りができるようになりました。火口から概ね500m以内への立入は禁止されていますので、規制線の範囲内にはくれぐれも立ち入らないようにしてください。
また、「浅間山 火山の状況に関する解説情報」が発表になりますので、登山を予定されている方は、確認をお願いします。
登山をされる皆様におかれましては、ヘルメットを携行し、火山ガスなどに注意しながら、登山をお楽しみください。なお、下記の4カ所でヘルメットの無償貸出もしていますが、数に限りがありますので、各自ご用意いただきますようお願いします。
- 天狗温泉浅間山荘(火山館コース入口)
- 高峰高原ホテル(黒斑コース入口)
- 高峰高原ビジターセンター(黒斑コース入口)
- 火山館
入山リスクレベル(新型コロナウイルス関連)(8月24日更新)
長野県は、令和2年6月1日から入山リスクレベルを「入山自粛」、「入山注意」、「入山可」の3段階で設定し、山の信州を楽しんでいただく目安を表示することとなりました。
浅間連峰では、「入山注意」としましたので、万全の体調で登山をお楽しみください。
また、登山は、日常生活とは異なるリスクがあり、浅間連峰(浅間山、黒斑山、高峰山等)においても毎年、遭難による救助活動を実施しています。
感染予防に配慮した救助活動は非常に困難であることから、余裕を持った行程を組み、必ず登山届を提出の上、入山してください。
秋の登山の特徴
早めの入山と下山を心がけよう
標高2000m付近では、一足早く秋の訪れを感じるようになってきました。
秋は、昼間の時間がどんどん短くなり、行動できる時間も少なくなります。日没時間も、8月上旬は19時頃ですが、11月上旬にもなると17時前後と2時間近くも短くなります。登山は、早めの入山と下山が基本ですが、秋は、夏よりも1-2時間早めに行動を切り上げるように意識しましょう。
冷え込みに注意
秋山は晴れれば日差しも強く、半袖でも暑いことがありますが、雨風が強まれば、体感で10℃以下になることも少なくありません。冷えは不調の原因にもなるので、寒さへの備えの装備を携行するようにしましょう。
天気の急変に備えよう
9月中旬から10月上旬には、湯の平周辺の紅葉の見ごろを迎えます。令和3年の初冠雪は10月20日(昨年は10月17日)でした。山にひとたび雪に覆われると、低体温症のリスクが増すだけでなく、道がわからなくなり行動不能になることもあります。
予想天気図を見て、低気圧の発達する気配がないか、寒気が流れ込む心配がないかを確認しましょう。
装備品
・ヘッドライト
・ダウンジャケット
・手袋
・帽子
・スノースパイク(軽アイゼン)
- この記事に関するお問い合わせ先
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産業振興部 商工観光課
〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-24-3570
更新日:2021年10月20日