大規模盛土造成マップ(令和3年5月更新)

大規模盛土造成地の耐震化事前対策に係る取組について

平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震、平成30年の北海道胆振東部地震等では、谷や沢を大規模に埋めた盛土造成地での滑動崩落が発生し、造成宅地におけるがけ崩れや土砂の流出による災害が発生しました。

国土交通省では、宅地耐震化推進事業における緊急対策が行われ、大規模な盛土造成地における宅地耐震化の推進を図るため、「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」を策定しています。

国土交通省は、このガイドラインに基づき第一次スクリーニングを実施し、大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を調査し、大規模盛土造成地マップを作成しました。

このマップは、調査結果を公表することにより、市民の皆さまに大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただき、防災意識を高め、災害の未然防止や被害の軽減につなげていくことを目的に作成されたものです。

※地震等が発生した場合に、マップに示された箇所が必ずしも危険ということではありません。

 

大規模盛土造成地とは

「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」により、盛土造成地のうち、以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。

1 谷埋め型大規模盛土造成地:盛土面積が3,000平方メートル以上

2 腹付け型大規模盛土造成地:盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5メートル以上

 

大規模盛土造成地マップ(令和3年5月更新)

小諸市内の大規模盛土造成地は下記マップより確認できます。

※令和3年5月 安全性の把握のための調査に伴い、更新しました。

大規模盛土造成地マップ(令和3年5月更新版)(PDFファイル:2.6MB)

第二次スクリーニング計画の策定

小諸市は、「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」に基づき、市内の大規模盛土造成地の安全性の把握のための調査と、事前対策に係る優先度評価を実施しました。

調査の結果、ただちに滑動崩落を示唆する変状が認められる盛土造成地は、存在しませんでした。

ただちに滑動崩落を示唆する変状は認められないものの、ガイドライン等に基づく優先度評価を実施したところ、以下の資料のとおり、優先度が高く分類された箇所は5箇所、その他は経過観察として分類されました。

優先度評価結果一覧(PDFファイル:493.6KB)

第二次スクリーニングにあたっては、優先度評価により、優先度が高く分類された箇所から順次実施することとし、経過観察として分類された箇所については、変状等の事象が生じた場合に再調査を実施することとしました。

第二次スクリーニング計画(分割1)(PDFファイル:19.7MB)

第二次スクリーニング計画(分割2)(PDFファイル:16.9MB)

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2020年02月28日