上水道事業の各種計画と財政状況

上水道事業の各種計画について

 小諸市では、将来も持続可能な上水道事業事業を実現を目指し、水道施設の計画的な更新と経営の効率化を図るための各種計画を策定しており、各計画の位置付けは以下の図のとおりとなります。
 状況の変化に素早く対応できるよう、各種計画は3年毎に見直し(ローリング)を行い、必要に応じて変更や修正を行っていきます。

各種計画の位置付けのグラフ

アセットマネジメント(資産管理)

 アセットマネジメントとは、Asset(アセット) = 資産・財産、Management(マネジメント)= 管理・運用という意味で、元々は資産管理や運用業務を指す言葉でしたが、最近は公共資産の管理・運用などにおいても、アセットマネジメント手法が使われるようになりました。
 小諸市では平成25年度に最初のアセットマネジメントを作成し、旧御牧ヶ原水道統合後の平成27年度に再度作成しています。アセットマネジメントの詳細は以下からご覧ください。(なお、アセットマネジメントは将来見通しの試算であり計画ではありません)

小諸市上水道事業基本計画

 上水道事業基本計画は、アセットマネジメントの試算結果を参考に概ね20年の基本方針を定めたもので、平成28年度に実施した上水道市民懇談会での意見も取り入れて策定しました。水道事業を取り巻く環境はさらに厳しさを増すと考えられますので、定期的に見直しを行い、状況の変化に対応できる「進化する計画」を目標としました。上水道事業基本計画の詳細は以下からご覧ください。

小諸市水道ビジョン(経営戦略)

 小諸市水道ビジョンは、平成23年3月に策定し、その後も旧御牧ヶ原水道の統合関係に合わせ二度の改定を行ってきました。上水道事業基本計画の策定に合わせて水道ビジョンも全面的に見直しを行い、基本計画の当初10年間の方針と具体的な施策を定めました。
 今回は上水道事業基本計画と同時に策定したことから、計画書は上水道事業基本計画書に含まれています。(基本計画書後半部分)

実施計画

 実施計画は、水道ビジョンの実現のため各年度の実施事業を定めたもので3年間を基本に作成するものとしています。今回、具体的施策として計画した更新工事が5~6年間の事業期間を必要としたことから6年間の実施計画として作成しました。実施計画の詳細は以下からご覧ください。

財政状況について

 水道事業は、水道料金を基本的な収入源とした独立採算制の事業です。水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少等による料金収入の減少や、施設・管路等の老朽化に伴う更新投資の増大により、その厳しさが増すことになると見込まれています。
 小諸市上水道事業の経営は、基本計画の策定までは必要最小限の事業(工事)としてきたこともあり、比較的良好な経営状況にあるといえますが、今後は実施計画等に則り施設の更新など進めていく必要があり、支出額は増える見込みです。
 一方で料金収入は既に減少傾向にあり、より一層の効率化を図る必要があります。

 直近の決算に伴う財政状況については、以下からご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

建設水道部 上水道課

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
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更新日:2021年04月20日