市長就任挨拶

皆様のご支援によりまして、小諸市政を引き続き担わせて頂くことになりました。新型コロナ禍の中、政策の周知が十分できなかったことから、今後説明に努め、市民の皆様のご期待にお応えしてまいります。

これまでの4年間では「小諸に元気と誇りをとりもどす！」を合言葉に、政策集「こもろ未来プロジェクト」を反映させた第10次基本計画に基づく施策の実現、または実現に向け着手することにより、それまで小諸に漂っていた停滞感や諦めムードを払拭し、市民の意識変化を実感できるまでになりました。まちづくりの基本は、そこに暮らす人々が地域の魅力や資源といったお宝を磨き愛着を持つこと、そして行政は想像力をフルに働かせ、時代に即した施策を講じることに尽きるのではないでしょうか。そして人口減少が加速する中、「小諸市でなければならない」「小諸市だからこそ選ばれる」を意識した施策に取り組むことが、持続可能なまちであり続けるための必要条件であると考えます。そこで私は「健幸都市こもろ（小諸版ウエルネス・シティ）」を新たに掲げ、住民生活を支える「子育て・教育、環境、健康・福祉、産業・交流、生活基盤整備、協働・行政経営」の6分野を健全な状態（＝ウエルネス）で維持・推進しながら、SDGsがめざす理念の共有と、市民と民間そして行政が持つチカラを結集させ、人口減少問題に果敢に挑戦してまいります。愛する小諸市が持続可能なまちであり続けるため努力を続けてまいりますので、更なるご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和2年4月19日

小諸市長 小 泉  俊 博