- 2025年10月 秋分・寒露号-

- 2025年10月 秋分・寒露号-
《天高く我肥ゆる秋》

全国1万人の小諸ファンの皆さま、こんにちは!
辺りはすっかり秋の装いとなり、暦の上でも「秋分(しゅうぶん)」の時節を過ぎ、「寒露(かんろ)」の時節も過ぎようとしておりますが、いかがお過ごしですか?

「秋分」とは、季節や気候を表す二十四節気の16番目で、昼と夜が同じ長さになる秋の日を指し、これを境に夜が日に日に長くなっていく頃で、言わずと知れた秋のお彼岸の時節でもありますね。

 

ちなみに、お彼岸に「おはぎ」を供えるのは、ちょうど小豆が穫れる時期であることに加え、小豆の赤色に魔除けの意味があり、邪気を払い災難から身を守ると信じられてきたからだそうで、その名前は、小豆の粒が、秋の七草の一つ「萩」の咲く姿に似ていることから名付けられたんだとか。

そして「寒露」とは、二十四節気の17番目で、朝晩の冷え込みがだんだん厳しくなると共に紅葉が始まる頃で、空気が澄んで晴れの日が多くなり、月がより美しく見える時節でもあるんだとか。
 
まさに小諸でも、日が暮れるのがすっかり早くなり、朝晩の気温もぐっと下がり、田んぼの稲刈りやワイン葡萄の収穫も終わり告げ、抜けるような青空のもと、山の方では樹々が少しずつ色づき始めています。

この世で二番目に好きなのは「せんべい」の、小諸市地域おこし協力隊の左藤真世(サトウ マヨ)です。
 

9月・10月とありがたいことに地元での音楽会やコンサートに、出演させてもらう機会が増え、通常業務に加え、そちらの準備や本番で目まぐるしく毎日が過ぎ、メルマガをお送りするのがすっかり遅くなってしまい申し訳ありません!
 

誠に勝手ながら、本号も二つの時節にまたがる合併号として、小諸の秋の深まる様子をまるっとお贈りいたします。

先号からのひと月の間に、お知らせしたいことが山積しておりますが、まずは、私の大好きなお米の話題から。
 

先月下旬~今月上旬のこと。人生初のお米作りに挑んで半年、ついに、待ちに待った収穫の時がやってきました!
 
春の終わりから夏の始まりにかけて青々となびいていた稲苗(とうびょう)は、夏の終わりから秋の始まりにかけて黄金(こがね)色に輝く稲穂を揺らすようになり、秋の深まりと共に、次第に深く頭(こうべ)を垂れる姿に。
 
みんなで力を合わせ、田起こしして、しろかきして、苗を植えて、雑草をとって、鴨ちゃんのお世話をして、雀対策もして、稲を刈って、はぜ掛けをして、脱穀して、やっとの思いで獲れたお米は、全部で約430kg!豊作でした!

初めての連続で、お米作りがこんなにも手間がかかり大変なことに驚き、改めてお米農家さんに感謝すると共に、獲れたての籾殻つきのお米の一粒一粒がとても愛おしく、誇らしく感じられました。
 
ちなみに、「はぜ掛け」とは、美味しいお米作りのためには欠かせない伝統的手法のことで、稲刈り後の稲束を、竹などで作った支柱に稲穂を逆さに架け、2週間ほど天日でゆっくり自然乾燥させると、お米の甘みやうま味が増すんだとか。

籾殻つきのお米を、近所のコイン精米機でもみすり精米して(これも初体験!)、小諸の美味しいお水で研いで、ふっくらつやつやに炊き上がったご飯を一口食べたら、もうもう、シ・ア・ワ・セ!なんて美味しいんだろう!
 
もちっとした食感で、お米の甘みと香りがしっかりとしていて、ご飯でご飯が食べられちゃう!と感動!

まあ、自分が額に汗して作ったお米ですから、美味しいに決まっているのですが、それを抜きにしても、かなり美味しい出来栄えじゃないかしら?なんて思ったり、次のふるさと市民の皆様へのプレゼント企画で、私たちの作ったお米をプレゼント!なんてのもいいかも?なんて妄想も広がったり。
 
大変だったことはすっかり忘れて、来年もまたお米作りするぞ!と意気込む「せんべい」なのでした。

実りの秋の話題に続いて、秋の風情を感じる話題をもう一つ。
 
秋の到来と共に、小諸の高地に飛来する「アサギマダラ」という珍しい渡り蝶がいるのをご存知でしょうか?
 
なんでも、その生態はまだ謎多く、秋になると日本から南西諸島・台湾へ渡っているものがいたり、一日あたり200km以上を移動するものもいるんだとか。

ワイン葡萄の収穫体験でお世話になったワイナリーさんの葡萄畑の近くに毎年大群でやってくるとの情報を耳にして、雨上がりの夕方、早速見に行ってみたら、いました!数十、いや数百頭もの蝶が!(蝶は一頭、二頭と数えるそう)

秋の七草の一つに数えられる「フジバカマ」という花に集まってくるのだそうで、この日も満開に咲く藤色の小さな花びらに、蜜を吸っているのか、羽を休めているのか、群がっておりました。
 
蝶に人懐っこいとかがあるかはわかりませんが、そばにいても全然逃げないので、写真も撮り放題!

ひらひらと舞う浅葱色(薄青緑)と黒茶の紋様が、夕日を受けてキラキラ輝く姿は、なんとも可憐で、天から舞い降りた妖精のようで、虫であることをしばし忘れて見惚れていました。(虫が大の苦手な私、唯一大丈夫なのが蝶。でも幼虫は無理。)

こんな神々しい光景が、生活している家のすぐそばで、毎年当たり前のように見られるのも、小諸の水が美しく、空気が澄んで、自然豊かで花が咲き誇っているからで、そしてそれを大切に守り受け継いでくれている方がいるおかげで、そう思えば、少しは虫も平気になるかもしれないと思いつつも、克服できる気配はまだありません。

芸術の秋についての話題もあったのですが、ちょっと長くなりそうなので、それはまた次号以降にでも。

さて、春からこのメルマガをご覧くださっている方はご存知かと思いますが、私の地域おこし協力隊としての一番のミッションは、小諸の価値と魅力を高めて、広めること。そして、小諸に通いたくなる人を増やすこと。
 
それに基づき、現行の小諸ふるさと市民制度のアップデートを水面下で進めて参りましたが、いよいよ、来年度から大きく生まれ変わることに!
 
今年度中には計画の全体像や手順などを皆様にもお知らせできるようになるかと思いますが、まずは先んじて、会員特典の一部見直しに関することからお知らせいたします。

文化施設の維持管理の観点からも、「懐古園・美術館等の入場料無料特典」については、段階的に見直すこととなり、まずは来年度(2026年4月)より一年間は、「通年無料」から「桜まつり及び紅葉まつり開催期間中は無料」へと変更されます。

さまざまな可能性について検討する中で、閑散期を無料にすべきか、繁忙期を無料にすべきか、全ての期間で無料特典を廃止すべきか、色々な立場と視点から様々な意見が飛び交いましたが、最終的に、一年の中で一番利用者が多い時期を無料にすることで、より多くの方が特典を利用できるようにする、という視点を優先する結果となりました。

 
様々なご意見、ご感想などあるかと存じますが、何卒ご理解賜り、ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

最後に、今秋の大注目イベントを3つご紹介!
 
1つ目は、「秋灯り小諸」
10/25~11/24の期間中、小諸駅前広場~小諸城址大手門~三の門~懐古園入口が幻想的にライトアップされます!

2つ目は、「街道ライブ」
10/25 北国街道沿いのお店やお寺などで繰り広げられる市(いち)と音楽ライブ。私もちょっとだけ出演します!

そして3つ目は、「紅葉(もみじ)まつり」

10/25~11/24 なんと言っても小諸の秋といえば、やっぱりこれ!懐古園内の紅葉は圧巻です!

いずれもあったかくしてお出かけくださいね。

今号も最後までお読みくださり、ありがとうございます。次回のメルマガもお楽しみに!
 

2025年10月 秋分・寒露号
小諸市 地域おこし協力隊
ピアニスト・デザイナー
左藤 真世(サトウ マヨ)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画課 企画広報係

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8766
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更新日:2026年05月21日