- 2025年8月 立秋・処暑号-
- 2025年8月 立秋・処暑号-
《幸せの源は湧き流れる水にあり!》
全国1万人の小諸ファンの皆さま、残暑お見舞い申し上げます!
各地で猛暑が続く中、早くも暦の上では「立秋(りっしゅう)」の時節を過ぎ、「処暑(しょしょ)」の時節を迎えておりますが、いかがお過ごしですか?
「立秋」とは、季節や気候を表す二十四節気の13番目で、これを境に夏の暑さが「残暑」と呼ばれるようになり、桃や葡萄が旬を迎える頃で、空や雲がだんだん高く感じられるようになったり、虫の声が聞こえてきたり、少しずつ秋の気配が漂い始める時節なんだとか。

そして「処暑」とは、二十四節気の14番目で、「暑さ落ち着く」という意味があり、厳しい暑さが和らぎ、朝晩には涼しい風が吹き、穀物も実り始めるなど、秋の気配がより感じられるようになると同時に、台風が多くなる時節でもあるんだとか。
まさに小諸でも、名産品の桃が旬の終わりを迎え、田んぼでは稲穂が頭(こうべ)を垂れ始め、昼間はまだまだ暑さ厳しいのですが、夕方になると茜雲がたなびき、ひぐらしが鳴き、夜になればひんやりとした風に乗ってコオロギのような虫の声も聞こえてきます。


楽譜は読めても地図はからっきし読めない、小諸市地域おこし協力隊の左藤真世(サトウ マヨ)です。
お盆休みを挟み、メルマガの配信が当初の予定より遅くなってしまい申し訳ありません!誠に勝手ながら、今回は二つの時節にまたがる合併号として、小諸の盛夏~晩夏の様子をまとめてお贈りいたします。

着任から早5ヶ月、季節は春から夏へ、そして徐々に秋へと移ろう中、おかげさまで毎日とても愉しく元気に暮らしております。
ドカンショで賑わったその後も、毎週様々な興味深いイベントや催しが開かれ、真夏の小諸は活気と熱気に満ち溢れておりました!



私も、駅前の大手門広場を灯籠や風鈴で飾り地域を明るく元気に!という「夏灯り(なつあかり)」なる取組に参加し、地元の高校生や大学生と仲良くなったり、「KOMORO MORI MORE(コモロモリモア)」という市内滞在回遊型アートイベントにお邪魔し、現代詩を創ってみたり、神社の盆踊りや花火を見物し、旬の採れたて野菜や果物に舌鼓を打ったり、初めての小諸の夏を満喫しました!


さて、小諸の特産品といえば、すぐに思い浮かぶのは、お蕎麦、お米、林檎、桃、お酒、ワイン、ウィスキーなどでしょうか。
では、美味しいそれらを作るのに不可欠なものは?と問われれば、もちろんそれは、「水」!
私たちの身体も60%が水でできていると言われるほど「水」は私たちにとって、なくてはならない大切なもの。
今回はその、当たり前過ぎてつい忘れがちな、小諸の「水」の魅力についてご紹介します。

去る8月初旬、「立秋」を迎えたばかりの頃、小諸のディープな魅力を発見すべく「小諸の水源探検隊」と題した、小諸の水源地の一つである菱野(ひしの)地区の森山を巡るツアーに夫婦で参加してきました!
夏休みとあって、市内外から多くの親子連れも参加されていました。

地元のガイドさん(水源地や用水路の保守点検をされている方々)の案内で、山間の棚田を眼下に、脇の林道から山中へと分け入り、森の中に引かれた用水路を辿って山道を登り歩き、途中いくつかの急坂やぬかるみを越え、菱野温泉の起源と言われる祠(ほこら)にも立ち寄り、水源地近くの名所「不動の滝」まで、およそ一時間。

この日は30度を超えるとても暑い日でしたが、森の中はひんやりとして、用水路を流れる水音も涼やかで、地元の人でも普段立ち入ることがない、ガイドさんの手引きなしでは決して辿り着けない秘密の道を、地域の治水の歴史や古い言い伝えなどを聞きながら、額に汗滲ませつつ進む「探検」は、格別でした。

ちなみに、この日のゴールだった「不動の滝」は、裏見の滝としても知られ、冬になると氷瀑となるそうで、もともとは修験道(しゅげんどう)の修行場として使われていたんだとか。



浅間南麓に位置し、ミネラル豊富で良質な水が湧く小諸。市内には現在、8箇所の湧き水スポットがあり、その水は滅菌処理だけで飲めるほど綺麗で、農業用水としてはもちろん、水道水としても活用され、小諸の人々の暮らしを潤し続けてくれています。

そして、今回の探検ツアーで初めて知ったことなのですが、まちの東側(浅間山に近い方)では硬水が湧き、西側(浅間山から遠い方)では軟水が湧くという、全国的にも珍しい特徴があるんだとか。
ツアーでも、硬水と軟水の飲み比べをさせてもらいましたが、味が全然違うことに驚きました。

山奥から水を引く、ということがどれほど大変なことだったか、それを成し遂げた先人たちの想いがいかに強かったか、そしてそれらを維持することがいかに大切か、実際に歩いてみたからこそ、肌で感じることができました。

今も地域の「水守(みずもり)」の方たちが、倒木や土砂崩れがないか、落ち葉などで用水路が詰まっていないか、災害を未然に防ぐため、水源地を定期的に見回ってくれていますが、もれなく高齢化という課題があるのも現実。
そういう方々の想いや記憶を受け継ぎ、地域の「水」という宝物を守っていきたいと、しみじみと感じた方向音痴なのでした。


秋以降も素敵なイベントや行事が盛りだくさん。9月~10月にかけては、私もピアニストとして、いくつかの音楽イベントやコンサートに出演予定です。
実は、小諸市は「音楽のまち・こもろ」と銘打ち、まちじゅうに音楽が溢れる「音楽のまち」を目指しているのですが、そのあたりのことも次回以降~少しずつご紹介していこうと思います。

今号も最後までお読みくださり、ありがとうございます。次回のメルマガもお楽しみに!
2025年8月 立秋・処暑号
小諸市 地域おこし協力隊
ピアニスト・デザイナー
左藤 真世(サトウ マヨ)
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〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8766
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更新日:2026年05月21日