インターネット上のトラブル

オンラインゲーム課金

クレジットカードにゲーム会社から高額な請求があることが判明し、子どもに確認すると、親のクレジットカードを無断で持ち出してオンラインゲームに課金していたことが判明したというトラブルが増えています。未成年が締結した契約については、民法の「未成年者取消」ができる可能性がありますが、未成年者取消に応じるかどうかは各事業者の判断になるため、注意が必要です。

【トラブルにあわないためのポイント】

  • 端末にクレジットカード情報を登録しないようにしましょう。
  • 子どもの手の届くところにカードをしまわないようにしましょう。
  • クレジットカードの利用履歴はこまめに確認しましょう。
  • 現金は適切に管理しましょう。自宅の現金を持ち出し、プリペイドカードを購入し課金していた事例もあります。
  • 安易に大人のスマホを子どもに貸さないようにしましょう。
  • 子ども専用の端末はペアレンタルコントロールを利用し、購入や支払などの制限をかけましょう。

インターネット通販で購入した製品の事故に注意!

インターネット通販はとても便利で、今や私達の生活になくてはならないものになっています。

しかし、インターネット上では品質に問題のある粗悪品が販売されている事例があり、安全性に問題がある粗悪品を購入してしまう場合もあります。それらは思わぬ事故を引き起こすことがあるため、購入前の確認が必要です。「インターネット通販で購入した製品から発火した」などのトラブルの際は、消費生活センターへご相談ください。

 

【実際にあった製品事故の事例】

  • ネット通販で購入した海外製の自転車で走行中、前輪がロックして転倒し、頭部を損傷した。製品の代金を返金してほしいが、どこに問い合わせていいか分からない。
  • 安価で購入したカラーコンタクトレンズを使用していたところ、次第に目が痛みはじめ、角膜が傷ついていた。
  • PSマークが付いていないモバイルバッテリーを購入し鞄に入れていたところ、製品から発煙し、周辺を焼損した。

※製品安全関連法では、危害発生のおそれがある製品で、かつ技術基準を満たしたものについては、PSマークを表示することを義務付けています。

 

【製品事故に遭わないための3つのポイント】

ネット上のサイト・製品が全て安全とは限らない!

海外のサイトや製品には要注意!海外の販売者の場合、製品事故の際に補償をしてもらうため連絡をとろうとしても、連絡先が分からず連絡がつかないことがあります。大手オンラインマーケットプレイス(以下「OM」)運営事業者7社は、ウェブサイトの定期的な確認や安全ではない製品の削除を行うという「製品安全誓約」に署名しています(下記QRコード参照)。OM内の販売者と連絡がつかない場合は、OMのカスタマーセンターへ連絡しましょう。

※オンラインでの製品の取引の「場」(Amazonや楽天市場など)。オンラインモールとも呼ばれる。

少し高くても安全で安心な製品を選ぶ!

価格が安すぎる製品は、安全でない粗悪品である可能性が高いです。特にバッテリー等は、純正のものを選びましょう。

PSマークが付いている製品を選ぶ!

PSマークがない製品は国の安全基準を満たしていないため、製品事故が起こる可能性が高いです。PSマークが付いている安全な製品を選びましょう。

通販の定期購入トラブル急増中!

近年急増しているネット広告などをきっかけとした通信販売の定期購入トラブル。その原因は、契約内容や条件に関する表示が分かりにくいことにあります。小諸市消費生活センターにも定期購入トラブルに関する相談が多数寄せられています。今回は、消費者の皆さんがネット通販を利用するときに確認すべきポイントを紹介します。トラブルの際は、一人で悩まず、消費生活センターへご相談ください。

 

【定期購入トラブル事例】

  • 「初回限定○○%オフ」「お試し価格」などというSNS広告を見て、お試しのつもりで申し込んだところ、実際には2回目以降が高額な定期購入契約だった。
  • 広告には「いつでも解約できる」と書いてあり、解約のため事業者に電話したが、実際には複数回の定期縛りがあり解約できなかった。
  • 解約のため事業者に電話をするが、なかなか電話がつながらず解約できない。
  • 初回で解約しようとすると、通常価格との差額分の支払いを求められた。
  • 定期縛りなしのはずが、注文後に特別割引クーポンを使用したところ、定期コースになっていた。

 

【トラブル防止のポイント】

  • 低価格を強調するネット広告を鵜呑みにせず、信用できる事業者を選びましょう。
  • 注文前に必ず規約や最終確認画面を確認し、契約の内容や解約条件を確認しましょう。
  • 注文完了の前に必ず広告や最終確認画面をスクリーンショットで保存し証拠を残しましょう。
  • 事業者に電話をした場合、電話をかけた番号や日時を記録しましょう。

 

【最終確認画面チェックリスト】

  • 定期購入が条件になっていませんか?
  • 継続期間購入回数が決められていませんか?
  • 支払総額はいくらですか?
  • 解約の際の連絡手段を確認しましたか?
  • 「解約・返品できるか」「解約・返品の条件」などの返品特約解約条件を確認しましたか?
  • お届け予定日利用規約の内容を確認しましたか?
  • 「割引クーポン」を使用したら定期コースに変更になっていませんか?
  • 最終確認画面スクリーンショットで保存しましたか?

 

【ポイント】

価格や申込の解除等の重要事項を事業者が最終確認画面に表示しないことにより誤認して申し込んだ消費者は、契約の申し込みの意思表示を取り消せる場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民課 市民協働・相談係

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-22-8900
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更新日:2024年10月30日