令和3年度市民活動促進事業補助金活用事業の紹介
令和3年度も小諸市市民活動促進事業補助金を活用し、5つの団体の皆さんが、さまざまな視点で市民活動を展開しました。
NPO法人 本途人舎 「語り継ぐ小諸の民話」
「小諸に住む子どもたちの心に土地への愛着を育む民話を」をコンセプトに、
次世代、さらにその次の世代へと語り継ぐため、若い世代の親たちと一緒に楽しめる
ツールを作成する活動に取り組みました。
小諸の民話の中から、「金鶏長者」、「天狗の水」、「化身した観音様」の三話を選びました。
民話を紙芝居用に脚本化、紙芝居の作画、映像化用のオリジナル音源の制作、朗読の
レコーディング市民参加による作成作業を経て、「小諸の民話」が紙芝居、動画となりま
した。
実施内容
- 小諸の民話を紙芝居にするために、作画を依頼し自主制作
- 紙芝居の絵をデータ化し、音響、朗読も加えDVDを作成
- 作成した紙芝居は市立小諸図書館へ寄贈
- DVDは市立小諸図書館、学校、幼稚園、保育園へ寄贈
氷風穴の里保存会 「氷風穴保存促進事業」
氷地区にある氷風穴は、長い間、天然の冷蔵庫として活用されてきた。江戸時代には
藩主へ氷を献上、明治時代には外国との貿易の中心であった製糸業のための蚕種の
保存の場所として重要な役割を果たしてきました。
この地域氷風穴の里保存会 「氷風穴保存促進事業」の宝である「風穴」を維持保全し、
氷風穴の歴史と文化を後世に伝承していくためのYouTubeチャンネルを開設し、
氷風穴の歴史と魅力を動画で広く発信することができました。
また、広く市民へ氷風穴を知り、訪れてもらうためのイベントとして風穴周辺に自生
する植物の観察会を開催し、市内外から多くの方に訪れていただきました。
実施内容
・YouTubeチャンネル開設
・氷風穴オリジナル動画の作成による歴史と文化の伝承と記録
・氷風穴を訪れてもらうためのイベント「植物観察会」の開催
・「風穴学習会」の開催 ⇒ コロナ感染症拡大により中止
↓YouTubeで氷風穴動画ご覧いただけます↓
歌ごえ「ひまなスターズ」 「出前歌ごえボランティア活動」
「くちびるに歌を、心に太陽を」をモットーに、地域の高齢者に歌ごえを届ける活動を行
いました。
歌を歌うと、「楽しい」、「うれしい」、「すっきりした」などの様々なプラスの感情が湧き
上がります。
参加者の皆さんは、いきいきと歌い「楽しかった」と言葉を残して帰られました。
コロナ禍での制約がある中での開催でしたが、市民の健康の維持増進につながった
のではないでしょうか。
実施内容
・介護予防のための出張歌ごえ活動
・歌ごえイベントの開催
・コロナ禍に対応したオンライン歌ごえ交流活動
NPO法人 浅間山麓国際自然学校 「星空満喫体験 ~ふるさとの魅力を次世代に~」
令和3年に「小諸市ふるさと遺産」に認定された「高峰高原の星空」の魅力を市民の皆さん
に知ってもらうためのイベントを開催しました。
電子観望では、天体望遠鏡で覗く世界を大きなスクリーンに投影して、星団や星空を鑑賞
が行えました。
コロナ禍でもたくさんの市民の皆さんが参加できるよう、オンラインでライブ配信も行い、
自宅でも体験できるイベントとしました。
実施内容
・星空満喫体験会の開催
ワイン文化を未来へ繋ぐ会 「ワイン文化を未来へ繋ぐ会」
小諸市でのワイン造りが、「小諸の新たな文化」として根付くよう、地元の子どもたちに
「農作業」-「製造」-「商業」-「観光」というプロセスをとおして、活性化しつつある
「小諸ワイン文化」を体感してもらう取組みを行いました。
実施内容
・農作業体験 ~ 小諸の土壌・気候の特性を学ぶ ~
植樹、季節ごとの作業、収穫の年間をとおした作業の実施
・製造体験
6産業化を学ぶ機会として、製造過程を時期ごとに見学しワイン作りの過程を学ぶ
・商業体験
プロのデザイナーとラベルデザイン制作を行い、商業的な視点を学ぶ
- この記事に関するお問い合わせ先
-
市民生活部 市民課 市民協働・相談係
〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-22-8900
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更新日:2022年05月16日