株式会社アールシーコアと「移住定住促進を軸にした地域活性化に向けた連携に関する協定」を締結しました
株式会社アールシーコア(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 二木 浩三)と小諸市(市長:小泉 俊博)は、2023年5月29日に「移住定住を軸にした地域活性化に向けた連携に関する協定」を締結しました。
本協定に基づき、相互が連携しながら小諸市の移住定住促進や関係人口の創出に取り組みます。
締結式の様子(左:小諸市長 小泉 俊博)
(右:株式会社アールシーコアLV推進部 部長 壽松木 康晴氏)
◆協定に至る経過
市では、これまで移住・定住促進を重要なミッションとして設定し、各種施策を推し進めてきました。その結果2022年(R4暦年)の小諸市の社会動態は実に167人もの社会増を記録し、これは手元にデータの残る平成8年以降、最大の増加幅でありました。成果の要因は、コロナ禍による地方回帰の機運が高まるなか、小諸市がもつポテンシャルが特に対外的に評価されたことが大きいと考えています。
しかしながら、日本全体でみると人口の加速度的な減少は避けられず、都心回帰の動きもみられるなか、全国的に移住者獲得の争奪戦が過熱化しており、移住・定住促進策も新たな切込み方が必要となったと認識しており、今後は「数」より「人」にフォーカスした取り組みを強化し、地域のキーマンになり得る自立した層を、そして、潜在的に人口自然増へのアプローチが可能な層を、如何に誘致していくかが課題であり、これを念頭に効率的な取り組みを進めていく必要があります。
「BESS」事業を展開し、国内最大のログハウスメーカーである株式会社アールシーコア様におかれましては、これまで一都三県に限定して自社用地の開発をおこなってきたところでしたが、令和3年度に区域外で初となる事業地の一つに小諸市を選んでいただきました。
「小諸 梅の坂上 FuMoTo」と名付けられた分譲地は20区画中、既に17区画が成約しており、購入者が全て移住者あるいは二地域居住者であることに、改めて株式会社アールシーコア様の企業力とBESSブランドの力強さ(認知度)、さらには、移住を志す首都圏の人々から大きな支持を得ている点、地方でのライフスタイルの提案力に感銘を受けました。
そして何より、「住むより楽しむ」をコンセプトにしたBESSのログハウスに住む人々は、「適度な不便さ」を生活の一部として享受し、豊かに人生を送っていける、自立した地域のキーマンになれる層であることが分かり、これは今後市が最優先で移住施策を展開すべき対象であると思い至りました。
このような背景を基に、市としましては是非とも株式会社アールシーコア様のお力をお借りして、首都圏から小諸市への動線を確立し、小諸市が移住者から“選ばれるまち”として今後も発展するよう、取り組みを強化していきたいと考えていたところ、地域の活性化と移住者と地域の溶け込みによる豊かな生活を願うFuMoTo事業のコンセプトが一致していることから、今般協定を締結することとなりました。
◆本協定に基づく連携事項
1 市外在住者に対する小諸市への移住定住促進に関すること。
2 市外在住者に対する小諸市への関係人口の創出・拡大推進に関すること。
3 移住者の地域への溶け込み及び移住後の豊かな生活に関すること。
◆具体的な連携事業(令和5年度)
・「メトロミニッツ発行」
・「信州こもろマルシェ(仮)」@BESS MAGMA
・「こもろ×BESS移住体感ツアー」
- この記事に関するお問い合わせ先
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産業振興部 商工観光課 企業立地定住促進係
〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-24-3570
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更新日:2023年05月31日