小諸市の教育のあり方を考えるシンポジウムを開催しました
小諸市及び小諸市教育委員会では、令和6年9月に策定した「小中一貫教育推進基本方針」に基づき、小諸市が目指す教育のあり方、そして、そのことによって小諸市の学習がどのように変化していくのかを皆で確認し合う機会として、令和8年3月20日、ステラホールにてシンポジウムを開催しました。
シンポジウム動画
小諸市の教育のあり方を考えるシンポジウム(小諸市からの報告・パネルディスカッション)
※基調講演に関する動画・資料は限定公開とさせていただきます。
閲覧を希望される方は、お手数ですが学校教育課学校再編係までお問い合わせください。
基調講演
演題:「令和時代」の学校づくり~「対話と協働による学び」の「実装」~
講師:静岡大学教育学部 島田 桂吾 准教授
【講演の概要】
講演では、令和の日本型学校教育における基本的な考え方に関し、持続可能な社会の創り手の育成、日本社会に根差したウェルビーイングの向上、新しい時代における学校の役割(他者との対話・協働をはじめとする多様な学習活動の機会の提供など)について、その背景や社会情勢等を踏まえて説明がありました。
そして、社会の変容等に伴う新しい時代の学びとして、小諸市にふさわしい教育とは何か、今後議論が深められていくと思うが、学びが変わりつつあるということを児童生徒・保護者・地域の皆さんにも感じ取っていただき、共に考えてほしいとのお話しがありました。
小諸市からの報告
テーマ:小諸市が進める「対話と協働の学び」~現状と課題から考える~
報告者:小諸市教育委員会 高柳 司 主幹指導主事
【報告の概要】
小諸市からは、現状と課題(学力のばらつき・不登校の増加)に対する方策として、一人ひとりの個に応じた学びを保障していくこと、安心安全な学校づくりが必要であるとし、令和6年9月に公表した「小諸市小中一貫教育ビジョン」の視点の1つである「対話と協働の学び」について、各校での取組み事例(ペア・グループ学習や授業公開など)を報告しました。
また、今後は、対話と協働による学びの転換について、保護者や地域の皆さんに理解を深めていただく機会を設けるとともに、小諸東中学校区を含めた市全体としての取組みとして、合同研修会の開催や授業実践の発信などを進めていく考えを示しました。
パネルディスカッション
テーマ:友と学び合う「対話と協働の学び」について考えよう
《コーディネーター》静岡大学教育学部 島田 桂吾 准教授
《パネラー》
教職員代表:須江 直喜氏(芦原中学校教諭)
保護者代表:鈴木 弥歩氏(連携コーディネーター)
生徒代表:清水 優里さん(小諸高等学校一年)
生徒代表:田中 鼓次郎さん(小諸商業高等学校一年)
生徒代表:鈴木 夢乃さん(小諸高等学校一年)
◆パネラーの皆さんの発言を一部抜粋して紹介します。
【学びの転換について(教職員の立場から)】
・子どもたち同士で対話する中で、新たな発見や気づきが生まれ、それが子どもたちの関係性にとっても有益なものになると思う。このためには、小中の教員が連携し、一枚岩となって小中一貫教育への取組みを進めていくことが重要であると考えている。
【学びの転換について(保護者の立場から)】
・「対話と協働の学び」は、学校における取組みとしてすぐに切り替わるものではなく、徐々に完成されていくものだろうと思う。また、学校での取組みだけでなく、家庭での対話やコミュニケーションも必要であり、大切にしていきたいと感じている。
【「対話と協働の学び」による授業を受けて(生徒の立場から)】
・中学生になってから、コの字型による座席配置で授業を受けるようになった。従来にない形で不安もあったが、意見が交換しやすくなり、自分にない考え方を知ることで、苦手だった教科も楽しく勉強することができるようになった。
・友達と話し合って、一つの課題を正解に導くことや、分からない問題を教えてもらうことで、周囲との協力により自分の学力を向上させることができたように思う。
【新校に期待すること・後輩へのメッセージ】
・新校で、せっかく小学生と中学生が一緒の校舎で学び合う環境になるのだから、縦の関係性を活発にして、様々な意見が飛び交う学校にしてほしい。
・今後、保護者の立場として、小諸東中学校区の再編にも興味と期待を感じている。また、小諸義塾高校にも地域連携協働室が設けられることから、地域の皆さんと共に学べる機会や環境を増やしていくことで、より地域に開かれた学校になっていくと思う。ぜひ、学校に足を運んでいただきたい。
配布資料
※『小諸市からの報告』に係る資料は、現在、掲載準備中です。
準備が整うまでしばらくお待ちください。
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更新日:2026年05月18日