第20回虚子・こもろ全国俳句大会入賞者

第20回虚子・こもろ全国俳句大会には、国内だけでなく海外からもたくさんのご応募をいただきました。

 一般2,310句(516名)、高校生3,492句(1,003名)、中学生7,196句(2,351名)、小学生8,245句(2,202名)の応募がありました。

 以下に、入賞作品をご紹介します。なお、氏名(俳名)の表記につきまして、常用漢字を使用しております。ご了承ください。

一般の部

賞名

応募句

氏名

住所

第二十回俳句大会賞

餅搗の準備体操してをりぬ

小川尚宏

岩手県

長野県知事賞

虚子の忌の小諸を風の渉りけり

奥村功

三重県

長野県教育委員会賞

北窓をひらき浅間を真正面

杉岡壱風

兵庫県

小諸市長賞

空つぽの鳥籠へ降るさくらかな

原紀子

東京都

小諸市議会議長賞

美ら海を一枚めくり箱眼鏡

西史紀

長崎県

小諸市教育長賞

寒卵非の打ちどころなきかたち

梅田ひろし

埼玉県

長野県俳人協会賞

遠ざかるやうに近づく虚子忌かな

曽根新五郎

東京都

小諸商工会議所賞

水上ぐる橅の鼓動や木の根明く

谷川治

東京都

小諸市観光協会賞

霜晴や浅間の山の迫り来る

岩崎絵美

神奈川県

NHK長野放送局賞

的中の音冴返る甲矢乙矢

齋藤三四郎

神奈川県

信濃毎日新聞社賞

穂高嶺に残る青空餅配

野尻寿康

松本市

読売新聞長野支局賞

冬耕の鍬振り上げて農を継ぐ

石川松葉

愛知県

毎日新聞長野支局賞

搾乳器の音軽やかに年新た

塩川正

小諸市

小諸市文化協会賞

裸木にあらがふもののなかりけり

高永久子

長崎県

小諸青年会議所賞

永遠のごとく塔あり鳥帰る

木原登

長野市

小諸市俳句連盟賞

闇奥に闇をつくりて蚯蚓鳴く

小泉豊水

北海道

学生の部・学校賞につきましては以下をご覧ください。 

この記事に関するお問い合わせ先

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〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
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更新日:2020年05月19日