第23回虚子・こもろ全国俳句大会入賞作品について

入賞作品のお知らせ

第23回虚子・こもろ全国俳句大会に国内だけでなく海外からもたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。

 一般1,832句(417名)、高校生565句(194名)、中学生3,539句(1,421名)、小学生5,457句(1,995名)の応募がありました。

今大会は、応募要領に明記しましたとおり新型コロナウイルス感染症予防の観点から、表彰式を行いません。後日、入賞者の皆様へ賞状と楯、作品集をお送りします。また、一般の部に応募された皆様には、4月までに作品集をお届けします。

 以下、入賞作品をご紹介します。
なお、氏名(俳名)の表記は、常用漢字を使用しております。あらかじめご了承ください。

第23回虚子・こもろ全国俳句大会入賞者

一般の部入賞者

賞名

応募句

氏名(俳号)

住所

第23回俳句大会賞

微かなる獣のにほひ木の根開く

大島 幸男

大阪府

長野県知事賞

打水に濡れに来る子を濡らしやる

須坂 大寒

岐阜県

長野県教育委員会賞

寒木の影寒木と語り合ふ

貫名 弘子

静岡県

小諸市長賞

高原の風の音符や吾亦紅

羽住 玄冬

東京都

小諸市議会議長賞

万緑や少年の夢走り出す

佐藤 廣子

軽井沢町

小諸市教育長賞

横のもの縦にしてゐる日永かな

伊藤 昇

岡山県

長野県俳人協会賞

青空を薄く伸ばして田水張る

青木 敏行

神奈川県

小諸商工会議所賞

両岸に籾殻火ある大河かな

百田登起枝

神奈川県

こもろ観光局賞

雪嶺の一駅ごとに圧してきし

山内 基成

愛知県

NHK長野放送局賞

合否待つ少年二月の水を飲む

濱田 昭

大阪府

信濃毎日新聞社賞

汝を生みし日も青空や石蕗の花

小山 博子

東京都

読売新聞長野支局賞

なかんづく遊子の触るる紫苑かな

島木 翠

千葉県

毎日新聞長野支局賞

日本の忌日なりけり多喜二の忌

大賀 康男

愛媛県

小諸市文化協会賞

山国の山のふくらみ百千鳥

渡辺 一甫

東京都

小諸青年会議所賞

皹の手で皹の手隠す膝の上

茂木恵美子

宮城県

小諸市俳句連盟賞

初蝶や光に押され前のめり

杉岡 壱風

兵庫県

学生の部・学校賞につきましては以下をご覧ください。 

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 文化財・生涯学習課

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
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更新日:2022年02月18日