健速神社祇園祭

指定区分 市指定
種別  重要無形民俗文化財
所在地  
所有者及び管理者 小諸市
指定年月日 平成27年6月2日  指定番号 3-7

 

 小諸を代表する夏の祭りであり、健速神社の例大祭。健速神社はかつて祇園宮と称していたが、明治元年(1868)の神仏分離令によって、現在の社号となった。

 祇園祭の始まりには諸説あるが、江戸時代には盛大に行われていたことが、古記録からうかがえる。

 毎年、7月13日に一番近い日曜日に行われる神輿巡行がメインで、祭神、須佐之男命を奉じた暴れ神輿が田町、本町、六供一帯を練り歩き、それを見ようと集まった多くの見物人で賑わう。

 祇園祭の大まかな流れは次のとおり。

祇園祭の大まかな流れ
日時 内容
6月30日 夏越しの祓い 虫祭 風祭
7月1日 八丁注連張り(神輿が巡行する場に悪いものが入り込まないよう、要所要所に注連縄を張る)
神輿巡行前日 宵祭(湯立神事) ※この日、小諸市民まつり
7月13日に一番近い日曜日 神輿巡行
神輿巡行翌日 八丁注連切り(注連縄を切る)
  天王上げ

 時代の流れで日取りが変更になったり行われなくなった行事もあるが、虫祭、風祭、八丁注連張りや宵祭、神輿の巡行などは、変わらず続けられており、近世城下町の祭礼の様相を今に伝える。

健速神社祇園祭(階段下り)の様子の写真
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更新日:2020年04月10日