旧小諸本陣

旧小諸本陣概要

指定項目

旧小諸本陣(きゅうこもろほんじん)

所在地

小諸市市町一丁目2番29号

所有者及び管理者

小諸市

指定年月日

昭和48年6月2日(国重要文化財)

概説

この建物は、江戸時代に小諸宿で本陣役と問屋役を兼ねていた上田家の住宅で、明治時代中頃、田村家の所有となり、平成5年(1993年)、田村和夫氏より市に寄贈された。

主屋は道路に妻をむけた、二階建、切妻造、桟瓦葺の大規模な建築で、二階にも多くの部屋を設けた総二階である。総二階建は当時としては数少ない例であったと言われている。

道路に面した部分は、このような総二階建の構造を強調するように、二階を太い出梁により2.5尺(75センチ)前方にもち出し、二階壁面には連続した格子窓を設け、その上の妻の壁面に看板を下げるための小型の切妻屋根をつけるなどの工夫がなされている。

一階は、道路に面して間口いっぱいに設けられたぬれ縁と一間幅の畳廊下があり、その内部中央に18畳敷の大きな部屋がある。

建築年代は、建築様式などから18世紀末から19世紀初めと推定される。

現在、保存修理工事を実施中。

本陣・脇本陣:江戸時代、幕府が管理した街道宿場の主要な施設のなかで、本陣・脇本陣は、参勤交代の大名、幕府役人、勅使などが休泊した宿泊施設で、規模の大きな宿場には本陣・脇本陣とも数軒あった。

問屋(問屋場):馬の継立、御用旅宿の手配をはじめとする宿駅業務を取り扱う施設である。中山道などの五街道ではニカ所の問屋場をもつ宿が多く、日数を決めて交代で業務を行なった。

旧小諸本陣の外観写真
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更新日:2024年05月28日