長野県が発行する「グリーンボンド」への投資について
積立基金の運用を通じたSDGsの推進
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連サミットで採択された国際社会の重要な目標であり、国や自治体のみならず、企業や団体などすべての主体に取組みが求められているものです。
小諸市では、積立基金の運用を通じたSDGsの取組みの一環として、長野県が発行するグリーンボンド(以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。
「グリーンボンド」とは、気候変動の緩和・気候変動への適応に資するプロジェクトなどの資金調達のために発行される債券のことであり、ESG(1)投資の対象となります。本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義する「グリーンボンド原則2021」、及び「環境省グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について、株式会社日本格付研究所(JCR)から検証を受けており、最上位である「Green1」の評価を取得しております。
本債券の発行による調達資金は、2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの達成(緩和)と気候変動に起因した自然災害による被害の回避・軽減(適応)に向けて、長野県が取り組むための下表の環境施策に充当されます。
分類 |
事業内容 |
再生可能エネルギー |
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クリーン輸送 |
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エネルギー効率 |
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気候変動への適応 |
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生物自然資源等の環境持続型管理 |
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<本債券の発行概要>
銘柄 |
長野県令和4年度第4回公募公債(グリーンボンド10年) |
年限 |
10年(満期一括償還) |
発行額 |
100億円 |
発行日 |
2022年10月25日 |
(1) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
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更新日:2022年10月07日