市民懇談会を開催しました。【当日の様子】

7月5日(日曜)に『保育園給食の今後を考える市民懇談会』を開催いたしました。

保護者の方、直売所の方、食材を納品してくださっている方など、36名の方にご参加いただきました。

ありがとうございました。

(新型コロナウイルス感染症対策を十分に実施した上で開催いたしました。)

当日の様子
当日配布資料1
当日配布資料2

※当日配布資料の一部

 

 

ご意見・ご質問 と 教育委員会の考え

ご質問・ご意見をいただいたのでご紹介します。あわせて、教育委員会の考えをお知らせします。

先月、保護者の方にお配りした資料に対するご意見も含まれています。

(※同じ内容のご意見はまとめて表記いたしました。ご了承ください。)

○ 給食の質について

ご質問・ご意見

市の考え

今までどおり子どもたちが笑顔で食事できれば
委託でも構わない。
委託後も現在の質を維持してほしい。
(地産地消、アレルギー対応、食育など)

現在の質を維持できるよう、綿密な仕様書や
ルールを作成します。また、委託後も関係者での対話を大切にしていきます。

子どもの成長のため、安全安心の給食を作り続けていくために必要なら、委託もやむを得ないと思う。

委託後も現在の質を維持できるよう、
十分検討します。

委託後のチェックや評価を確実に行ってほしい。

チェックや評価の方法をよく検討し、
確実に実施します。

 
○ 保育園、保護者、調理員、食材納入業者等、関係者との連携について

ご質問・ご意見

市の考え

現場、保護者、関わる人の意見をよく取り入れてほしい。書面では意見が集まりづらいと思う。

協議を重ね、意見等を取り入れながら進めていきます。

子どもと調理員とのかかわりが、今と変わらず
持てるようにしてほしい。

仕様書に明記したり、実施可能な業者を選定していきます。

現在の調理員の雇用や条件が心配。

現在、勤務している調理員を、受託業者に引き続き雇用してもらえるよう働きかけます。
また、働いている方の労働環境が悪くならないよう、仕様書作成に配慮していきます。

委託により食材の発注先や量に変更はあるのか。

委託後も地産地消に力を入れ、献立は市の栄養士が作成し発注するので、大きな変更はありません。現在、食材を納品してくださっている業者の方に引き続き納品をお願いしたいと考えています。

小諸市の自校・自園給食は素晴らしく、日本一だと思っている。今日、不安な気持ちで懇談会に参加したが、自校・自園給食は維持されるということを聞いて安心した。

委託後も自園給食を継続し、地産地消、市栄養士による献立作成、食育の推進等に配慮し、現在の質を維持できるよう努めます。

 
○ コスト面について

ご質問・ご意見

市の考え

委託によりコストが増加するのであれば、その分を現在の職員の賃金を上げれば、現在の質を維持できるのではないか。

今年度から、会計年度任用職員制度により調理員の採用をしています。制度全体のバランス上、調理員のみ賃金を上げることが困難な状況です。

どれくらいコストが増加するのか。

事業費約5,000万円から、およそ1,000万円の増加を見込んでいます。

 
○ その他

ご質問・ご意見

市の考え

今、とても良い給食を提供できているので、
委託しなくても良いのではないか。

質の高い給食提供を心がけていますが、いくつか課題も出てきています。その課題を解消するために委託化を検討しています。

どうやって業者を決定するのか。

プロポーザル方式により決定します。金額ではなく、企画提案の内容によって判断し、優れた提案内容の業者に決定する方式です。

このまま勢いで委託に踏み切ってしまって良いのか。検討すべき課題がまだ多く、もう少し話し合いの機会を設けた方が良いと思う。

各園の保護者の皆さんや、市民懇談会に参加いただいた皆さんからのご意見・ご要望を取り入れた「保育園給食調理業務運営方針」をまとめ、市民の皆さんにお示しし、進めていきたいと思います。
また、委託にあたっての詳細な内容については、給食調理職員をはじめ保育園職員と十分に検討していきます。

 
この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部こども家庭支援課こども政策係

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長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-26-6544

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更新日:2020年07月28日