令和6年度 駅まち空間改善に向けた社会実験と当面の暫定配置について
社会実験に協力ありがとうございました
本社会実験では、再整備に向けた様々な可能性を検証するために、バス停位置の変更、歩行者滞留空間づくり、一般車待機場としての市営駐車場の活用等を試しました。社会実験期間中には、アンケート調査やワークショップなどでさまざまなご意見をいただきました。ご協力ありがとうございました。
今回の社会実験の検証結果を踏まえ、歩行者の安全性・快適性向上、公共交通間のスムーズな乗換、まちの玄関口(顔)としての、駅まち空間をより魅力的な場所にしていくために、駅前広場再整備基本計画を検討していきます。
当面の暫定配置のお知らせ
小諸駅前広場は、市民はもちろん、近隣市町の方、観光客など多くの方が利用し、時間帯や季節によってさまざまな使い方がされています。再整備までの暫定配置として、下記日程で工事を実施し、バスのりばを概ね社会実験前の位置に戻すとともに、現在の利用実態を踏まえて、ロータリー内に安全に乗り降りできる一般車待機場(15分以内)を設けます。
工事期間:令和6年12月17日(火曜)から12月20日(金曜)までのうち2日間
なお、バスのりば、全路線12月18日(水曜)始発から下記のとおりとなります。千曲バス(21:19発 京都・大阪行き)は、17日(火曜)から変更となります。
R6社会実験のねらい
小諸駅前広場は、歩行者空間が十分に確保されていなかったり、車両動線の煩雑性などから安全性への懸念があり、路線バスの減少による交通環境変化への対応が求められています。また、休憩場所(座り場)が少なかったり、情報・観光サインがわかりにくいといった課題も指摘されています。
そこで、小諸駅前広場の再整備に向けて、次の3つの視点に基づき、交通機能の再配置による必要な交通広場の大きさを見極め、交通環境の変化や利用状況を踏まえた柔軟な駅前広場利用の効果検証のための社会実験を行いました。
1.歩行者の安全性・快適性の向上
- 中央交通島の一般待機場をなくし、危険な道路横断を減らします
- 停車場ガーデンとの連続性を意識した緑が広がる滞留空間をつくり、キッチンカーや休憩場所など多様な使い方を試します
2.交通結節機能の最適性
- 交通環境変化に伴い、バスの乗降場所を集約します(高速バス、スクールバスのりばが変更になります。)
- 障がい者用のりばを設けるとともに、使いやすさに配慮した一般車のりばを設けます
- 駅前ロータリー内での待機・駐車ができなくなるため、市営駐車場(2時間無料)の案内表示を増やします
3.駅前の顔づくり
- 緑が広がる公園的環境とフォトスポットなどにより小諸らしさを感じられる駅前空間づくりを試します
- まちめぐりの起点として、観光情報等の発信方法を試します
実験期間
令和6年10月4日(金曜)から11月17日(日曜)まで
※実験期間終了後も当面の間、同様の配置で経過観察を行うことを予定しています。
市営小諸駅駐車場・大手門公園駐車場をご利用ください
小諸駅から徒歩1分の場所に市営駐車場があり、2時間まで無料でご利用いただけます。
駅や塾のお迎え、イベント参加、買い物などに車でお越しの際は、こちらをご利用いただき、駅前ロータリー内や周辺道路上での駐車はご遠慮ください。
更新日:2024年12月16日