令和の大改修-旧小諸本陣保存修理工事-

taitoru

 

◆小諸と旧小諸本陣

小諸は江戸時代の城下町が基盤となり発展してきたまちです。当時、小諸の城下町には北国街道が通り宿場がおかれていました。その宿場において最も重要であった施設が、公用の書状や荷物の輸送を行った問屋場といわれる建物です。

「旧小諸本陣」(特に1階部分)は問屋場として使われた建物であり、敷地内には参勤交代の大名などが休泊した本陣の御殿もありました。

「旧小諸本陣」は、小諸のまちがどのように形づくられ発展してきたのか、その歴史を検証することができる大切な文化財です。

 

 

◆旧小諸本陣とその周辺

shuenzu

 

 

 

hozonnkouji

 

◆保存修理の意義

文化財は国民共有の財産です。また、今生きている私たちだけの財産ではなく、これから生まれてくる世代の財産でもあります。

しかし、旧小諸本陣は老朽化が著しく、今にも倒壊して消失してしまう恐れがありました。

地域社会の大切な資産である文化財を、私たちの代で損壊させてしまうわけにはいきません。小諸市は先人から受け継いだものを次世代へとつなぐ責務を果たすため、令和3年より旧小諸本陣の保存修理工事に着手しました。

 

◆完了までの工程

koutei

 

解体工事の過程で、建物の構造のみならず地域の歴史などについても調査を実施します。一連の調査は地域学の発展にも寄与します。

効率的に作業を行うため、建物を持ち上げて後退させる「揚屋工事」や「曳家工事」を行う予定です。建造物の修復にかかる高度な技術に触れる機会がありますので、都度、情報をお届けします。

完成後は地域学習資料や観光資源として活用を図ります。効果的な活用がなされるよう、工事の段階から関係諸機関や地域の皆様と情報を共有し、連携していきます。

 

 

 

区切り

 

◆旧小諸本陣に関する史料を探しています

旧小諸本陣に関する史料の所在調査を実施しています。建物の昔の姿を伝える絵図や写真、古文書などをご存じの方は、文化財・生涯学習課にお知らせください。

 

 

 

baa

 

◆工事の風景

 

gaikan

解体工事現場外観

tonyabanaka

問屋場室内解体中

 

まずは、近現代の改造部分を取り外していきます。

urabarimonnjyo

見つかった古文書

 

壁や襖の下紙に古文書を転用していることがあるので、壁や建具の解体を行う際に救出しました。

yakuimonyane

藥医門屋根(南面)

 

瓦と葺土をはずした様子。

yakuimonhasira

藥医門柱解体

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 文化財・生涯学習課

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
お問い合わせはこちらから

更新日:2022年03月04日