懲戒処分等の公表について(平成29年)

 平成29年2月26日に発生した小諸動物園のライオン舎での作業中に、飼育員がライオンに噛まれ負傷した咬傷事故について、下記のとおり2名の職員の懲戒処分を実施したので、「小諸市職員の懲戒処分等の指針」の公表基準に基づき公表します。

1 処分事案の概要

 飼育員がライオンに噛まれ負傷した咬傷事故について、作業の安全確保がされず職員が負傷してしまった。また、動物園のイメージダウンとなり、市政への信頼を大きく損ない、2ヶ月間の休園で市に対して損害を与える結果となった。

2 被処分者と処分理由

1. 経済部 課長補佐級 55歳 男性

 ライオンを屋外展示場に出す作業を行うにあたり、担当者が一人で判断し、移動先の施錠確認を怠った人為的ミスが事故発生の原因となったことから、指揮監督が不十分であったと言わざるを得ず、管理監督の立場にある者の責任も重大であるため。

2. 経済部 嘱託職員 23歳 女性

 ライオンを屋外展示場に出す作業を行うにあたり、担当者が一人で判断し、特定動物に対する危険性の認識が欠如していたもので、移動先の施錠確認を怠った人為的ミスが事故発生の原因となったことから、職務怠慢であったと判断せざるを得ないため。

 地方公務員法第29条第1項の規定により、2人の職員を懲戒処分とした。

3 処分の内容

 「 戒 告 」

4 処分年月日

 平成29年6月22日

5 その他

 この他、関係する職員(管理監督者と担当)2名について、指導上の措置(「訓告」・「厳重注意」)を同日に実施した。

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更新日:2019年03月28日