下水道について

きれいな川

私たちは、日常の生活や社会活動の中で、たくさんの水を使います。しかし、使われた水をそのまま流し続けると、悪臭の発生など周囲の環境を悪くするだけでなく、河川などの汚れが増し、魚などの生き物が棲むことが出来なくなってしまいます。そして、やがては私たちの生活に必要なきれいな水を手に入れることが難しくなってしまいます。そのようなことがないようにするためには、使った水はきれいにしてから自然に返す必要があります。その一度使った水を科学的・衛生的に処理をして、きれいな水によみがえらせるようにするものが「下水道・浄化槽」です。

下水道イメージ
浄化槽イメージ

小諸市では「公共下水道」「農業集落排水事業」「浄化槽」の3つの整備手法により、市内全域の水洗化を進めています。

小諸市の下水道

公共下水道事業について

  小諸の公共下水道の整備は、昭和58年に基本計画を策定し、翌59年、汚水管布設工事に着手をし、処理場については、昭和61年から建設を始めました。

  平成2年3月には終末処理場の一系列が完成し、小諸市公共下水道は中央処理区の一部182ヘクタールから供用開始となっています。

  現在、第2期から第5期計画を経て、平成16年に新下水道等整備基本構想(新エリアマップ)の作成を行いました。引き続き円滑な事業推進を図るため平成24年度に全体計画と事業計画「第6期計画」を見直しをしています。

 なお、近年の集中豪雨に伴い雨水幹線が越流するなど被害が生じているため、松井川雨水幹線のうち早急に再整備が必要な箇所を整備着手しました。

特定環境保全公共下水道事業について

 特定環境保全公共下水道については、近年、急速に市街化が進んでいる和田・谷地原・一ツ谷地区を中心とした周辺地区を特定環境保全公共下水道による整備計画区域とし、 平成11年度から処理場用地の買収や処理場施設の実施設計並びに建設、本管布設工事に着手しました。

平成13年度には、周辺の東山区を新たに和田処理区に編入し、また、隣接する用途地域を和田処理区の特環関連公共下水道和田西処理区として計画し変更認可を取得しました。

平成15年12月に和田浄化センターが完成し供用開始となっています。

また、平成13年度の全体計画の見直し以降、急激な少子高齢化・人口動態の減少など、社会を取り巻く状況も大きく変化する中、平成20年3月に全体計画の見直しを実施しました。平成24年3月には隣接する農業集落排水事業(御影処理区)との統合を行うと共に、全体計画の見直しを実施しています。

農業集落排水事業について

 農村地域の農業用水路及び公共用水路の水質を保全するとともに、農村生活環境の改善を図り、若者の定着と農村の活性化を目指し、身近な環境との調和をまちづくりの基本課題として、昭和60年度より御影地区を始めとし農業集落排水施策の展開を図ってきました。

市内6地区で事業を進め、すべての地区で工事が完了しています。 

  • 御影地区【昭和60年事業着手-平成元年度事業完了】(特定環境保全公共下水道へ統合)
  • 森山地区【平成4年事業着手-平成8年度事業完了】
  • 耳取・市地区【平成5年事業着手-平成11年度事業完了】
  • 平原地区【平成9年事業着手-平成14年度事業完了】
  • 宮沢・大杭地区【平成10年事業着手-平成15年度事業完了】
  • 八満地区【平成11年事業着手-平成18年度事業完了】

  農業集落排水事業は、昭和48年より「農村総合モデル事業」の一部として始まりましたが、昭和58年度から「農業集落排水事業」が設けられ、本格的に行われるようになった補助事業で、公共下水道事業とは異なり浄化槽法に基づき事業実施しています。

 事業実施にあたっては、地元の皆さんに排水処理組合の組織を結成していただき、事業推進や事業完成後の施設等の維持管理についてご協力をいただいています。

浄化槽について

 公共下水道事業と農業集落排水事業の区域外の地域において、浄化槽による水洗化を図っています。

平成20年度から平成29年度までの10年間は、それまで10人槽以下の浄化槽で住宅のみを対象としていた設置補助を、住宅、人槽の条件を無くし、また、10人槽以下の住宅については市独自の上乗せ補助を行い、早期水洗化の推進をしてきました。

 平成30年度からは、上乗せ補助は廃止をしましたが、それ以外は継続して行っています。

また、住宅の10人槽以下の浄化槽については、設置者の方に適正な管理を行っていただくため、維持管理費の補助を行い、生活環境、公共用水域の保全を図っています。

小諸市の生活排水対策における構想計画(ビジョン)

 近年、人口減少や高齢化の進展など社会情勢が大きく変化しており、その対応は急務となっております。また、生活排水処理施設は機能の維持や利用者である住民の皆様の利便性や快適性を持続していくために、今後とも適切な維持管理のもと運営を行っていく必要があります。

 このため、50年先を見据えた経営計画に基づき、処理場の統合、汚泥処理の集約化、維持管理の効率化等を検討し、生活排水処理施設の持続的な運営と良好な水と資源の循環を目指すため、20年後までの生活排水対策の構想である「小諸市 水循環・資源循環のみち2010」を策定しました。

 その後、社会情勢が変化する中で「常に新鮮で魅力あるビジョン」であるために、平成27年度に見直しを行い、「小諸市 水循環・資源循環のみち2015」構想を公表しました。

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更新日:2019年06月11日