浅間山の状況及び小諸市内の状況について(8月9日 15:45)
浅間山の状況について(概略)
■降灰の状況
小諸市においては降灰は確認されてない。
■火山ガス
8日実施された火山ガス観測では、二酸化硫黄の放出量は、1日あたり300トン(前回6月13日、数十トン以下)とやや少ない状態。
■噴煙の状況
7日22時08分の噴火以降、新たな噴火は発生していない。8日の噴煙は白色で、火口縁上概ね700m以下で推移。
■地震や微動の発生状況
地震活動の顕著な活発化は認められていない。7日の噴火以降、やや高周波の地震が増加。
■地殻変動の状況
新たなマグマ上昇を示す地殻変動は観測されていない。
『火山活動解説資料(令和元年8月8日19 時20 分)』より
火山活動の状況(浅間山) (別ウィンドウで外部サイトが開きます)
小諸市内の状況について
噴火警戒レベル3に引き上げられたことで、火口から4km以内には立ち入り禁止となりましたが、小諸市内では、その範囲内の観光施設(火山館を除く)は無く、周辺の宿泊施設や里山、市街地などへの影響はありません。
規制された登山道以外については、高峰高原も含めて、従来通り交通や観光に訪れていただくことができます。
これからハイシーズンとなる、高峰高原の景色や冷涼地・小諸へのご来訪をお待ちしております。
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更新日:2019年08月19日