石神遺跡出土品
指定区分 | 市指定 |
種別 | 重要有形文化財 |
所在地 | |
所有者及び管理者 | 小諸市 |
指定年月日 | 令和2年4月1日 指定番号 1-7 |
概説
本件は、長野県小諸市大字八満に所在する石神遺跡から出土した、縄文時代前期から晩期の考古資料である。
石神遺跡の出土品は縄文時代前期の資料から認められるが、特に縄文時代後・晩期の遺物は質、量ともに豊富で、目を引くものに精緻な文様を施した深鉢、遮光器土偶、ネックレスを表現した板状土偶、顔面を表現する注口土器、ミニチュア土器、多量の耳飾、玉、骨角器がある。
頭部資料とはいえ、これほどの状態の良い遮光器土偶は長野県内で稀少であり、また、土偶のネックレス表現は全国的にも珍しい。骨角器、耳飾りは丁寧な装飾が施されているものもあり、石神遺跡の出土品は優品が多い。
本件は、縄文時代後期から晩期の生活様式、生業、信仰等を理解するうえで重要な考古資料である。
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更新日:2020年04月15日