第22回虚子・こもろ全国俳句大会入賞作品について

入賞作品のお知らせ

第22回虚子・こもろ全国俳句大会に国内だけでなく海外からもたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。

 一般2,044句(489名)、高校生2,636句(827名)、中学生3,762句(1,328名)、小学生6,219句(1,536名)の応募がありました。

今大会は、応募要領に明記しましたとおり新型コロナウイルス感染症予防の観点から、表彰式を行いません。後日、入賞者の皆様へ賞状と楯、作品集をお送りします。また、一般の部に応募された皆様には、4月までに作品集をお届けします。

 以下、入賞作品をご紹介します。
なお、氏名(俳名)の表記は、常用漢字を使用しております。あらかじめご了承ください。

第21回虚子・こもろ全国俳句大会入賞者

一般の部入賞者

賞名

応募句

氏名(俳号)

住所

第22回俳句大会賞

木にことば地にもことばや木の根明く

角田良子

小諸市

長野県知事賞

貼り了へし障子の中に遺さるる

梶原マサ子

福岡県

長野県教育委員会賞

初蝶の黄に濁りなき与良日和

坂野たみ

東京都

小諸市長賞

雪しんしん些事も大事も先送り

戸谷修一

長野市

小諸市議会議長賞

真向かいの山引き寄せて冬耕す

佐伯喜誠

山口県

小諸市教育長賞

生きてゐる限りは戦後とろろ汁

古郡孝之

埼玉県

長野県俳人協会賞

カナカナの近くに鳴けば遠くにも

高野かつみ

福島県

小諸商工会議所賞

老人の夢のごとくに残る雪

木原登

長野市

こもろ観光局賞

音のして土間に倒れし補虫網

高梨裕

神奈川県

NHK長野放送局賞

崩落の地肌そのまま山眠る

大井公夫

岐阜県

信濃毎日新聞社賞

月おぼろ杭一本の船着場

西田拓郎

岐阜県

読売新聞長野支局賞

火山灰洗ふ大夕立となりにけり

八木ケサエ

熊本県

毎日新聞長野支局賞

長き影引いて田植機田を上る

佐藤正博

信濃町

小諸市文化協会賞

オンライン会議淡々水中花

石田経治

小諸市

小諸青年会議所賞

図書館の二月の椅子は動かざる

桐野梅子

群馬県

小諸市俳句連盟賞

かたはらに母ゐる思ひ日向ぼこ

田辺海樹

長野市

学生の部・学校賞につきましては以下をご覧ください。 

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 文化財・生涯学習課

〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
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更新日:2021年02月17日