収蔵作品(小山敬三美術館)
小山敬三画伯が中学時代に描いた「盛夏樹林」をはじめ、「浅間山シリーズ」や姫路城を描いた「白鷺城シリーズ」、お嬢さんを描いた肖像画等、少年期から晩年にいたる代表作を第一展示室で常設展示しています。
第二展示室では年二期に分けて企画展を開催していますので、そちらもご覧ください。

浅間山黎明1959年作
軽井沢から見た朝焼けの浅間山を描いた小山敬三の代表作

並木通りの冬1922年作
1920年に絵の修行のためにフランスに渡った小山敬三は、当時の新しい流れに押し流されることなく、伝統的な西洋絵画を徹底的に学びました。その実力はパリの美術界で評価され、この作品を含む3点が展覧会サロン・ドートンヌに入選を果たします。

アルカンタラの橋1926年作
フランスでの絵の修業の途中でスペインを訪れた時に、トレドの街の橋を描いた小山敬三の出世作。石橋の重厚な質感が見どころです。

初夏の白鷺城1974年作
白鷺城(姫路城)は、浅間山と並ぶ小山敬三の代表作です。うねるような瓦屋根の曲線美が力強い動線となって見る人を惹きつけています。

ブルーズ・ド・ブルガリィ1948年作
ブルガリアのブラウスを着た息女の蓉子さんの肖像画。当館で最も人気がある作品です。

盛夏樹林1914年作
上田中学に在学中、兄が買ってくれた油絵セットを使って描いた初めての油絵。家をたずねた画家が「小諸にゴッホがいる」と喜んだと言われます。
連絡先
市立小山敬三美術館・記念館
電話
0267-22-3428
住所
小諸市丁221番地(懐古園内)
(4月~11月は無休・12月~3月は水曜休館)
- この記事に関するお問い合わせ先
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教育委員会 文化財・生涯学習課
〒384-8501
長野県小諸市相生町3丁目3番3号
電話:0267-22-1700 ファックス:0267-23-8857
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更新日:2021年09月13日