早期退職して小諸へ、何でも自分でやってみたい

相模原出身のご主人と東京出身の奥様、1歳の愛犬

早期退職をして小諸市へ移住されたご夫婦のお話を伺いました。

家が繋いでくれたご縁で小諸移住を決め、サラリーマン時代には想像も出来ない経験を小諸でしているそう。

楽しそうに話してくださる姿にこちらもワクワクさせていただきました。

移住のきっかけ

50歳の時に会社で人生設計を見直す時間があって、その時定年前に退職できる目処が立ったんです。それで地方移住を検討し始めました。

最初は八ヶ岳南麓のあたりで進めていたんですが、契約直前に先方の都合でダメになってしまい振り出しに。

そのタイミングで、当時「家はここにお願いしよう!」と決めていたBESSが小諸で分譲地を売ると聞きすぐに現地を見に来て、ほぼ即決で移住を決めました。大好きな八ヶ岳も見えるし吹き抜ける風がすごく気持ち良かったんです。

元々信州はよく来ていたので小諸も馴染みがあったのと、当初検討していた場所よりも病院や市役所が近くて生活も現実的だと感じましたね。坂は多いけど駅から家まで歩けなくもない距離ですし。

関東圏との交通の便が良いのもポイントでした。小諸駅から新宿駅まで高速バス一本で行けるので、都内へ行く時はよく使っています。

実際の暮らしはどうですか?

寒いけど、夏は涼しくていいですね。あと野菜が抜群に美味しい。移住前に住んでいた横浜でも近くの直売所で買っていましたが、こっちのが美味しい気がします。

生活スタイルは横浜で暮らしていた時とすごく変わりました。

休みの日は庭の畑をいじったり、田んぼも誘ってもらいご近所さんたちと無農薬でお米を作っています。自分で作ったってこともありますが、本当にお米が美味しく感じます。

最近は薪づくりも始めました。地元の方が林の木を使っていいよと言ってくれて、その方に切り方を教わりながらやっています。

せっかくこういう場所に来たので、何でも自分でやってみたいと思うんです。

 

仕事はアルバイトをしています。これまでは一つの会社にずっと務めていましたが、世の中には違う世界が沢山あるなと思い、移住後はサラリーマン時代とは違う事をやってみようと思いました。

最初は国有林管理のアルバイトをし、今はいちご農園で週2~3日
働いています。

移住の際、不安はありましたか?

不安は全然なかったですね。同じタイミングで周りの方も家を建てて移住してくることが分かっていたので心強さがありました。

どんな方がご近所さんになるかは分からなかったけど、同じ好みや考えの方々が集まるんだろうなと。実際に同じ価値観の方々が集まり、BBQや稲作など色んな事を一緒に楽しんています。

 

地方の生活は車を手放した後が心配されるけど、小諸は予約すればオンデマンドタクシーが迎えに来てくれるみたいで、車に乗れなくなったらそれを使おうと思っています。ただ本数は少ないので希望を言えばもっと充実してほしいなと思います。

まあ自分が車を手放す頃には自動運転がもっと発展してるんじゃないかと期待もしてみたり(笑)

今後移住したい方へメッセージ

早く退職して移住したのは、自分には合っていました。体が動くというのは大きい。

あとは、あまり考えすぎず身軽に来るのがいいなと思います。来てみたら何とかなります。

移住に際して役立った情報や制度

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