伸び伸び育ってほしい。家族で子育て移住

4年半前に埼玉県からご家族で移住をして、同時に事業移転をされた福島さんに小諸への子育て移住についてお話を伺いました。

ご夫婦と息子さん3人（高2、中1、小6）

移住当時の息子さん達は、小6、小2、小1

一番上の子が小学校を卒業するタイミングで、家族での海外移住を検討していました。

当時住んでいた埼玉の地域では中学受験がほとんどでしたが、子どもにはもっと伸び伸び育つ環境が良いのではと思ったのがきっかけです。

ただ、金銭的な問題やコロナが広まった事もあり、海外ではなく国内で教育環境の良い場所を探すようになりました。その時に不動産屋から小諸を紹介され、小諸のゆったりした感じを気に入りました。その後佐久地域の学校へ入ろうとしたが叶わず、それでも場所は気に入っていたのでエイッ！と移住をしてきました。

当時埼玉県で美容室を営んでいたため、すぐに移住という訳にはいかず、妻と子ども達だけ先に引っ越しました。その後約1年間、自分は平日埼玉で週末は小諸という生活をしていました。日頃の物件探しなどは妻が担当し、埼玉のお店を後輩に引き継いだあと自分も小諸に合流しました。

当時、移住と平行して美容室を小諸で開く準備をしていました。

たまたま行った飲食店で、市民団体「おしゃれ田舎プロジェクト」の取り組みを知り、そこでお店の物件紹介などサポートをしてもらいオープンする事ができました。

勢いで色々と同時に進めていましたね。

長男は当時すでに東京の楽しさも知っていたからどうかな？と思ったけど、案外受け入れてくれましたね。下の子たちは単純に引っ越しを喜んでいてこっちがびっくりしました。

あと小諸市は自校給食をやっていて、給食が美味しいって喜んでいます。野沢菜の漬物はまだ苦手みたいですが（笑）

学校に関しては、埼玉にいるときより先生や教育委員会の方々がしっかり話を聞いてくれるなと思います。

下の子は成長がゆっくりなタイプで、自分のペースで授業を受けられる仕組みに助けられています。

休みが増えました、というか増やしました。この辺で働いてる方って自分のペースを大事にしている気がするんです。その考え方に影響を受け2か月前から自分たちも週休二日に挑戦しています。

開放感のある環境で、子ども達もゆっくり考える余裕ができているんじゃないかなと思う。

小学校で毎年スキー教室があるので、家族でスキーへ行く頻度も増えました。

車は必須ですね。妻は移住に向けて免許を取りました。子どもの送迎がかなり増えたのでそこは知っておいたほうがいいかも。うちは子どもが3人なので、毎日誰かしらを送ったり迎えに行ったりしています（笑）

小諸市は家族で移住して何かチャレンジしてみるには、しやすい環境だと思います。すでに先輩移住者が活躍しているのもあり、大人も子どもも移住者に抵抗がない。なにより人が優しいです。

2025年11月掲載

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