駐日ドイツ連邦共和国特命全権大使と市長の懇談を行いました

駐日ドイツ連邦共和国 クレーメンス・フォン・ゲッツェ特命全権大使が、長野県を訪れ、知事表敬や高校生との意見交換を行うとともに、県内視察のため、マンズワイン小諸ワイナリーを訪れ、小泉俊博小諸市長、キッコーマン株式会社茂木修取締役専務執行役員、マンズワイン株式会社島崎大代表取締役社長と懇談を行いました。

概要

1 日時 令和5年(2023年)2月10日(金曜)午後1時30分から午後2時50分まで

 

2 場所 マンズワイン小諸ワイナリー

 

3 来訪者

駐日ドイツ連邦共和国 クレーメンス・フォン・ゲッツェ大使・ゾニア夫人

 

4 対応者

小諸市 小泉 俊博(こいずみ としひろ)市長

キッコーマン株式会社 茂木 修(もぎ おさむ)取締役専務執行役員

マンズワイン株式会社 島崎 大(しまざき だい)代表取締役社長

 

5 来訪の経緯

マンズワイン小諸ワイナリーへの来訪は、グループ会社であるキッコーマン株式会社茂木友三郎取締役名誉会長 取締役会議長が2002年から2015年まで日独フォーラム日本側座長を務め、ドイツ国とゆかりがあること、G7外相会合を前に官民連携した招請活動を受けて、長野県内70以上あるワイナリーの中から懇談場所にマンズワイン小諸ワイナリーが選ばれ、小諸市長と懇談することになりました。

小諸市の紹介

小諸市の紹介をする小泉市長

市長から、観光情報について、小諸市の気候風土がドイツに似ていることから、1987年に小諸市を起点に栃木県日光市までの道を「日本ロマンチック街道」と呼ぶようになったことや、小諸城址懐古園を設計した本多静六がミュンヘン大学で学んだことなど、ドイツにちなんだエピソードを説明。

また、多様な土壌微生物が活発に活動する元気な土づくり(komoro agrishift project)を進めながら、品質の高い農産物が生産される小諸の農業のブランド化施策、鹿肉ペットフード・鹿革製品を紹介しました。

小諸市・マンズワインの紹介に対しあいさつするゲッツェ大使

大使からは、「微生物を使った土壌改善は時代の先端を歩む大事な取り組み」と激励いただき、生態系や農作物被害を減らすために捕獲したニホンジカを、貴重な天然資源として有効な活用するペットフードや鹿革製品にすることについて称賛いただきました。

プレゼント交換をするゲッツェ大使と小泉市長

小諸市からは、鹿革パスポートケースをプレゼントし、大使からはドイツワインをいただきました。

小諸市名誉市民 小山敬三画伯の「初冬浅間山」の前でフォトセッション

右からキッコーマン株式会社茂木専務、小諸市 小泉市長、駐日ドイツ連邦共和国特命全権大使クレーメンス・フォン・ゲッツェ閣下、ゾニア夫人、マンズワイン株式会社島崎社長

小諸ワイン&採れたて料理のペアリング

日本庭園「万酔園」をご案内したのち、地下セラーにて、ワインと小諸食材を地元のシェフが調理・提供する「採れたて料理」を味わっていただきました。

【ワイン】

・酵母の泡 龍眼

・ソラリス 千曲川 信濃リースリング2020

・ソラリス 小諸メルロー2018

・ソラリス 信濃リースリング クリオ・エクストラクション

【料理】 ビストロアオクビ 鴨川知征シェフ

・ふきのとうのフリットとライスコロッケのピンチョス

・鯉の揚げマリネとブロッコリーの蕎麦粉のブリニ

・鹿肉赤ワイン煮白いものピュレ りんごマスタードジャム添え

・布引いちごと黒糖くるみ 酒粕ムース

千曲川ワインバレーの先駆者 マンズワイン小諸ワイナリー

気候風土がぶどう作りの適地として、近年熱い注目を浴びる千曲川ワインバレー。ぶどう生産者が新進気鋭の醸造家が集い、切磋琢磨して長野ワインの品質は年々高まっています。マンズワインは、この地でいち早くぶどう栽培をはじめ、1973年に小諸ワイナリーを開設し、今年50周年を迎えます。マンズワインの技術を結集した「ソラリス」シリーズを主に生産し、国内外で高い評価を受けています。

所在地 長野県小諸市諸375

電話 0267-22-6341

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