第3回:小諸市におけるコンセッション方式とは?

公開日 2017年12月25日

最終更新日 2017年12月25日

▢コンセッション方式とは?

 水道事業におけるコンセッション方式とは「公設民営化」のことで、施設は行政が所有し、施設を使用しての運営は民間企業が行うものです。現在の水道事業においては、水道法上の問題もあり容易に導入することができない手法ですが、小諸市が「公民連携による水道事業運営の共同研究」に取り組んでいた際には、コンセッション方式に関する水道法の改正案が国会にも提出されていたことから、水道法改正後を基準に検討を進めてきましたが、その後継続審議となり、衆議院の解散によりひとまず廃案となってしまったことから、現在も導入へのハードルは高いままとなっています。

 

▢小諸市におけるコンセッション方式とは?

  小諸市では、「公民連携による水道事業運営の共同研究」の結果として「コンセッション方式を最終目標とした民間主導型による公民共同企業体による運営」としましたが、前述のとおり水道法改正後を想定していたため、現在の状況では非常に難しい状況といえます。
 共同研究の結果は、数ある公民連携手法の中から小諸市にあった手法を絞り込みながら事業の効率性を検証したものであり、小諸市のような小規模事業体では、行政側で事業のモニタリング(監視検証等)を行う職員を極力減らさなければ効率化が図れないことから、コンセッション方式が最も効率的であるという結論としましたが、その後に改正案が廃案となっているため、現在は白紙の状態といった状況です。
 しかし、共同研究の結果でもコンセッションは「最終目標」としており、段階的に移行することが理想と考えますので、まずは公民共同企業体における委託等での運営を進めることが重要と考えます。

 

▢公民の「民」は市民の「民」でもある

 小諸市では、上水道事業基本計画の取り組みの一環として「上水道市民懇談会」を開催してきました。また、平成28年10月には「こもろ水道シンポジウム ~水道の未来を考えよう~」を開催し、市民協働の取り組みを進めてきました。
 今後は、業務の多くを公民共同企業体へ移行させる予定ですが、市民協働による取り組みは引き続き行っていく予定であり、平成29年度最後の市民懇談会では今後の進め方などについて意見をいただきました。小諸市の考える公民連携の「民」は、民間企業という意味だけでなく、市民の「民」でもあると考えていますので、引き続き使用者の意見も踏まえながら事業を進めていきたいと考えています。

 リンク:上水道市民懇談会の結果報告
 リンク:こもろ水道シンポジウムを開催しました!

 

▢なぜ、官民ではなく公民なのか?

 本来、行政と民間企業などの連携については、立場を表す「官民」と表示するのが一般的です。しかし、小諸市では水道事業が公益性の高い事業であり、その公益性は民間に委託しても変わることなく維持しなければならないと考えることから、あえて「公民」としています。単に行政と民間が組んで効率性を上げるということではなく、事業の持つ公益性を担保しながら効率化を図ることを最大の目的としています。

 

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