小諸市の中学生がアメリカの大学を訪問しました。

公開日 2016年10月11日

最終更新日 2016年10月11日

平成28年度小諸市中学生海外文化・語学学習事業

平成25年度より、アメリカ ミシガン州にあるHOPE COLLEGE(ホープカレッジ)に小諸市の中学生が訪問し、海外文化体験と語学学習のプログラムに参加しています。

今年度は夏休み中の12日間、8名の中学生が参加し、現地での英語学習やホームステイを体験しました。

 

事業の趣旨

この事業の目的は、英語力を向上させ国際的に活躍できる人材を育成することはもとより、異文化に触れることにより感受性を豊かにし、多角的な視野を持つ人材の育成です。派遣先のHope Collegeは、小諸義塾の創設者木村熊二が、1870年に森有礼らと渡米した際に学んだという縁があり、平成25年度より、毎年小諸市の中学生を派遣しています。現地でのプログラムは、その一切をHope College側が小諸市のために企画し、英語学習と文化体験が組み合わされたものとなっています。

移動を含めて12日間の研修ですが、現地での学習に先立ち、3月に望月少年自然の家での合宿や、事前研修として6月から週1回のペースでの英語授業を行いました。

正門前

現地での生活

現地では、ホープカレッジや高校で語学を教えているロドリゴ先生や女性アシスタントが付き添い、活動全般の引率をしてくれました。

大学が夏季休暇期間中のため、普段学生が使用している学生寮で生活し、食事は主に大学内の食堂でとりました。

キャンパス内

語学学習

午前中は、国際交流部門が集まる『Martha Miller Center(マーサ・ミラー・センター)』で英語の授業を受けました。明治学院大学からの派遣生徒の授業も担当したことがあるというヴァン先生に教えてもらい、現地の食べ物を試食して味の表現などの学習や、英語の歌や劇などを通して英語の学習をしました。ホームステイの直前はロドリゴ先生の授業となり、ペアでの会話やゲームを通して、ホストファミリーとの交流に向けてコミュニケーションに重点を置いた授業を受けました。

授業以外にも、ロドリゴ先生から、「キャンパス内で現地の人に話しかける」という課題が出るなど、日本ではなかなかできない手法で学習ができました。

英語授業教室   英語授業芝生

異文化体験・ホームステイ

異文化に触れることで相互理解を深め、国際的な視野を広げることも、この事業の目的の一つです。参加者は、大学のあるホランドや近隣の町を巡り、教会のミサに参加するなど、現地の文化や生活の一端を体験しました。プログラムの終盤には、2人ずつのペアに分かれ、地域の家庭で2泊のホームステイを体験しました。また、ホストファミリーとの交流以外にも、副学長補佐宅でのホームパーティーに招待されたり、様々な訪問先で現地の人が話しかけてくれるなど、多くの交流の機会を持つことができました。

ディナー

木村熊二とホープカレッジについても学習

現地では、木村熊二に関する解説も受けました。かつて木村熊二が洗礼を受けた『ホープ教会』にて、彼がホープカレッジで学ぶことになった経緯やその功績などの足跡を学び、新たな角度から小諸の歴史を知ることができました。また、宿泊した学生寮『VAN VLECK HALL』は、木村熊二が当時住んでいたとされる歴史のある建物でした。参加者は、木村熊二と同じ気持ちになって、夜のミーティングや自習に励みました。

木村熊二肖像画

帰国後報告会

8月17日、市長、議長、学校関係者などに向けて、プログラムでの成果を参加者から報告しました。スライドで現地での活動の様子を交えながら、それぞれが感じた文化の違い、このプログラムを通じて学んだことなどを発表しました。

【発表内容より】

★英語の授業では、答えが分かれば誰でも自由に発言してもよくて、先生にあてられた人が答える日本との違いを感じた。

★ホームステイではとても親切に接してもらえて、お別れが辛かったけど、またおいでと言ってもらえた。本当に家族の一員になれた気がして嬉しかった。

 

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