水道クイズの正解と解説

公開日 2016年09月05日

最終更新日 2016年09月02日

◆水道クイズvol.1の正解と解説


Q1:地球上で飲料水に適した水は、全ての水の何%でしょう。
A1:約0.01%
解説: 地球の表面の約7割は水ですが、この約97%が海水で、飲料水や生活用水には適しません。 海水以外の約3%の内、2%が南極や北極の氷などで、残りの1%が地下水と言われています。
地下水は、その名のとおり地下にある水なので、その多くが地表に出てこないため、人間が飲み水や生活用水に使用できる水は、全体のわずか0.01%程と言われています。(※諸説あり)


Q2:市販のペットボトル水と水道水、安全基準が厳しいのは?
A2:水道水

解説:水道水は水道法に定められた水質基準51項目、ペットボトル水は食品衛生法に定められた水質基準39項目(殺菌・除菌無は14項目)で項目数も違いますが、共通する項目についても水道水の方が基準値が厳しくなっています。


Q3:市販のペットボトル水と水道水、加湿器にいいのは?
A3:水道水

解説:加湿器は、その機能上タンクに一定量の水を蓄えているので、時間の経過と共にタンクやフィルターにカビや雑菌が繁殖しやすくなります。水道水には微量の塩素が含まれているため、市販のペットボトル水に比べカビや雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。メーカーが水道水の使用を勧めているケースもあるので、取扱説明書を確認しましょう。
ただし、水道水でも長時間放置しておけば塩素の効果がなくなるので、こまめに水を取り換える(継ぎ足しはダメ)のがポイントですよ!


Q4:水道水とうがい薬、毎日うがいして予防効果が高いのは?
A4:水道水

解説:京都大学の保健管理センターが「水道水でうがい」「ヨード液でうがい」「うがいをしない」の3つのグループに分けて、1ヶ月あたりの風邪の発症率を検証した結果、「水道水でうがい17%」「うがい薬(ヨード液)でうがい24%」「うがいをしない26%」という結果になったそうです。うがい薬でのうがいがいけないワケではなく、頻繁にうがい薬を使用すると、もともとのどにいる良い常在菌まで殺してしまうのが原因なんだそうです。


Q5:車のボンネットなどに丸い水の跡ができるのは?
A5:どんな水でもできる

解説: 一般的に白い跡は主にミネラル成分などが固まった蒸発残留物ですが、雨や井戸水などにも少なからずミネラルなどの不純物が含まれますので、水道水以外ではできないということはありません。不純物を全く含まない「純水」や「超純水」というのは基本的に自然界に存在しませんので、現実的にはどんな水でもできるということになります。
ちなみに、この白い水の跡を水道水消毒用の塩素と思っている人がいますが間違いですよ。


Q6:全国の水道水源で一番多い水源は?
A6:ダム(貯留水)

解説:平成26年版厚生労働白書資料編における水道水源割合で最も多いのはダムで47.0%、続いて河川水が25.5%となっています。湖沼水1.4%と合わせると73.9%が表流水ということになります。
小諸市のような深井戸(12.8%)と伏流水(3.7%)の割合は合わせて16.5%です。(残りは浅井戸6.9%とその他2.8%)


Q7:水道水の主な浄水方法、「急速ろ過」「緩速ろ過」とあとひとつは?
A7:まくろ過(膜ろ過)

解説:これはサービス問題ですね。全国で最も多いのは急速ろ過で、薬品などを使って大量に早く水を作ることができます。膜ろ過は比較的新しいろ過方法で、大きな浄水場を作らなくても浄水処理ができる方法です。


Q8:水道事業の財源は、水道料金より税金の方が多い。
A8:X

解説:水道事業は、地方自治体が経営する公営企業で、市の財源とは独立した会計となります。ですので、主な財源は水道料金となります。ただし、消火栓の設置や維持管理の費用など、水道事業の本来業務とは異なる業務に要する費用は、地方公共団体などに負担を求められることになっています。


Q9:カルキとは、元々水道水に含まれる不純物のことを言う。
A9:

解説:カルキとは、元々は「次亜塩素酸カルシウム」のことで、ドイツ語でクロールカルキということからカルキと言われています。古くから漂白や消毒に使われていましたが、水に溶けにくい性質のため、水道水の滅菌処理には使用されておらず、水溶性の高い「次亜塩素酸ナトリウム」が使われています。ですので、水道水を「カルキ臭い」というのは厳密には間違いです。でも、日本では、水道水に含まれる不純物の総称としてカルキと呼ぶ人が多いですよね。


Q10:水は、不純物を全く含まない「純水」が一番おいしく感じる。
A10:X

解説:昭和60年に当時の厚生省(現在の厚生労働省)が発足させた「おいしい水研究会」が発表した「おいしい水の要件」では、硬度(ミネラル分)や遊離炭酸などが少量含まれることがおいしい水の要件となっています。つまり、こうした「不純物「が「うまみ」を生みだしていると言えます。
ちなみに、不純物を一切含まない「純水」は、おいしくない上に浸透圧の関係などから体に良くないそうです。


Q11:一人が一日に使う水道水の量は、およそ100リットルである。
A11:X

解説 :一人が一日に使う水の量は、飲料水の他にお風呂や洗濯、トイレや食事など生活に使う全ての量を合わせると、約300リットルと言われています。ちなみに、平成27年度の小諸市上水道の一人当たりの一日の使用量は、平均より多い約380リットルでした。


Q12:上水道、下水道の他に、中水道というものもある。
A12:O

解説:雨水や生活用水の排水を浄化処理し、別の管で水洗便所や散水などの雑用に再利用するための水道を、上水道、工業用水道、下水道に対して中水道といいます。基本的には人体と直接接しない目的や場所で用いられます。公園の噴水なんかもそうですね!


Q13:水は健康に良いと言われていますが、過剰に摂取すると中毒になる?
A13:O

解説:水分を過剰に摂取すると、体内の水分バランスが壊れ、細胞の膨化が起こり、低ナトリウム血症を招くことで中毒症を発症することがあります。一般的には水中毒と呼ばれ、最悪の場合、死に至ることもありますので、水分は体調と相談しながら適量に摂取しましょう。


Q14:日本は水が豊かですが、仮想水を含めると世界一の水輸入国である。
A14:O

解説:世界の水資源を考えるとき、最近は仮想水(バーチャルウォーター)という考え方が一般化しています。仮想水は、食料品を輸入するのに、その食料品等を生産するのに必要とされる水の量を推測したもので、間接的に水を輸入しているという考え方です。
日本は食糧自給率が低く、多くを外国からの輸入に頼っているため大量のバーチャルウォーターを輸入していることになり、その量は世界一と言われています。


Q15:水道水は、ペットボトルにして売ることができない。
A15:X

解説:農林水産省が定めるミネラルウォーターの分類には、①ナチュラルウォーター、②ナチュラルミネラルウォーター、③ミネラルウォーター、④ボトルドウォーターの4種類があります。①と②は殺菌以外の加工をしていない天然水になりますが、③はミネラル分の調整や混合なども可能で、④は処理方法の制限はなく、大幅な改変を加えてもよいことになっていますので、水道水はボトルどウォーターとして販売できるんですよ。

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