香田 和義 さん(移住体験記)

公開日 2016年01月06日

最終更新日 2017年02月16日

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地区:御牧ケ原
小諸歴:5年
職業:塗師(ぬし)
前住地:岐阜県高山市

空が広くて、晴れ渡り、 野菜やお米が美味しいです

漆を塗る「塗師(ぬし)」という珍しい職業の香田さん。以前は、飛騨高山の木工房にご夫婦で勤務。奥さんは、さまざまな企業とコラボレーションして、社会に貢献する商品を生み出し、伝えていく仕事をしていたそうです。東京に近い創作拠点との長年の思いから、移住交流会への参加を経て、小諸に引っ越されました。ご主人の作品を奥さんが広げる。そして、小諸市での活動を始動。二人三脚でゆったりと歩む夫婦の形がありました。

■家を選ぶ際はどうしましたか?
一戸建てを希望し、市役所で不動産屋を紹介していただき探しましたが、納得する家がなかなか見つからず、とりあえず貸家へ。工房は、庭に小さなユニットハウスを建てました。いずれ、御牧ケ原に家と工房を建てる予定です(2015年秋に美しい御牧ケ原にギャラリー&カフェ「そらいろの丘」をオープンしています。そらいろの丘HP:http://sorairo-oka.jp/)。先日、家具の漆塗り依頼が入ったのですが、今の工房では狭くて作業できないので、地元の人が色々探してくれて、作業できる場所を借りられることになったんです。本当に人のつながりには感謝しています。

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■小諸の印象を聞かせてください
空が広くて、晴れ渡り、野菜やお米が美味しいです。停車場ガーデン、小諸高原美術館・富士見城跡からの眺望、歩いているだけでも楽しい古い町並み、諸には水を汲みに行きますし、気に入っているスポットもたくさんあります。出会った人がいい人ばかりというのも、小諸に住み続けたいと思えた理由の一つです。

 

■小諸は漆塗りの作業に適しているのですか?
漆は、温度と湿度の調節により乾きます。ユニットハウスの工房内は気温が高いので、涼しい朝のうちに作業をしています。漆塗りには適度な湿度が必要という点では、カラッとした気候は向きませんが、加湿器を使えばコントロールできるので、蒸し暑い地域よりは過ごしやすく、快適に仕事に打ち込めます。

■今後の夢を聞かせてください
ネット販売の時代ですが、漆の魅力は伝わり難いので、顔の見えるものづくりを目指していきたいと思っています。自分で作った器でランチやお茶を楽しんでいただける小さなカフェができたらいいですね(2015年秋に美しい御牧ケ原にギャラリー&カフェ「そらいろの丘」をオープンしています。そらいろの丘HP:http://sorairo-oka.jp/)。農家さんやシェフの方と自分達の器でコラボするなど、協働することができたら楽しいと思います。手に職を持った人を行政が応援しても面白いかもしれませんね。作家を集めた“工芸村”といったイメージで。小諸の新名物にもつながるのではないでしょうか。

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