移住エピソード③ なにものにもとらわれない生活

公開日 2016年01月06日

最終更新日 2018年02月09日

浅井靖子さん Yasuko Asai

浅井靖子2

移住先:静岡県→小諸市(天池区)

移住年月:2011年

職業:グループホーム勤務

 

【理想はなにものにもとらわれない生活】

浅井さんの理想は「なにものにもとえらわれない生活」。週3日グループホーム働きながら、食べる分のお米や野菜を自然農法で栽培しています。構えず、いい意味で力を抜いて生きている。でもしっかり芯の通った女性・・・、そんな印象を受ける浅井さん。鳥のさえずりが聞こえる森の中の小さなおうち。庭には野菜が実り、大好きな百合の花が咲き乱れています。人との出会いに心から感謝している彼女ですが、「こういう場所の、こういう家に住んで、こういう生活がしたい」という明確なビジョンを持っていたからこそ、協力者を引き付けたのだと思えてなりません。

 

【小諸に移住したきっかけは何ですか?】

オーガニックコットンのファンだったのが最初のきっかけで、オーガニックコットンに携わりたくて、「小諸キャンパス」での研修に参加しました。2010年9月から1か月半の研修をしましたが、思いように研修に専念できなかったこともあり、若干消化不良でした。「やりたいことをやらずに終わりたくない」という思いから、そのまま小諸で生活してみることにしたのです。そのうち、運よく住む場所と仕事が見つかり、今に至ります。

 

【普段の生活の様子を教えてください】

仕事は週に3日、グループホームの朝食と夕食作りをしています。昼間の時間や休日は、畑に出るなど自由に過ごしています。農業の指導をしてくれる人もいます。移住を決めて間もなく、限りなく理想に近い生活が得られたことは、本当にラッキーだったと思います。

 

【小諸に住んでよかったことは何ですか?】浅井靖子1

人のつながりだけで、豊かに幸せに暮らせることを知りました。お金では買えないものですね。自然豊かで静かな環境で、ナチュラルなおうちに住めるだけでも幸せなのに、ロケットストーブをつけてくれたり、ロフトへの階段をつけてくれたり、底冷えを防ぐための畳を運んでくれたり、車を貸してくれたりと、出会った人たちに助けてもらって、「本当にこんなに恵まれてて、いいの?」という感じです。

農業の師匠も田んぼの水を見てくれたり、麦の脱穀をしてくれたりと、手を貸してくれます。お礼したいことにきりがないのです。家が見つかるまでは、次の研修生とともに研修施設で過ごしましたが、そこで「生き方」の話をできる人とも出会いました。深い話ができる相手がいると、さらに楽しく生きていけますね。

 

【こうなるといいなと思うことはありますか?】

若い人(20代30代)が集える場所がないのかな。みんな、何か感じているけれど、忙しさがあるのかもしれません。あとは、心が癒される「保養スポット」がもう少しあるといいですね。仕事=お金というだけでなく、時を楽しむゆとりを持てるようになれたらと思います。そうやって生きたい人が潜在的にいると思う。「自分を信頼して生きる」。そんなひとりひとりのエネルギーが、いつか大きな渦となって、次の世代の人たちが安心して暮らせる街になれたらいいな、と思います。

 

【情報】

『農村インターン・小諸キャンパス』について http://daigakuin-internship.npo-egao.net/skill/komoto2.html

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