新庁舎等建設工事 進捗状況のお知らせ(平成26年10月)

公開日 2014年11月23日

最終更新日 2014年11月19日

 10月末現在、地下工事や免震装置の取り付けなどが進められており、全部で70基あるうちの4分の3程度の免震装置の取り付けが完了しました。しかし、当初予定されていた工程と比べると、最大40日から2か月程度の遅れとなっています。現場では遅れを取り戻すために、労働力の確保や施工方法の変更などが行われています。

工事現場の全景(1)

全景(市庁舎)

 市庁舎側の全景です。

 市庁舎側は全ての免震装置の取り付けが完了し、その上の梁や床スラブなどの工事が進められています。写真奥の部分では、1階床スラブのコンクリート打設が完了し、これまで工事車両の足場や資材置場などに使用されてきた仮設の乗入構台が撤去されました。 

工事現場の全景(2)

全景(図書館)

 図書館・コミュニティスペース側の全景です。

 写真奥の部分では、免震装置上の基礎や梁などの型枠が設置されています。写真手前の部分では、地下1階の柱上部に、免震装置を取り付けるためのベースプレートが取り付けられています。また、タワークレーン支柱から少し市庁舎側に離れた場所には、地下2階駐車場から建物内に通じるエレベーター用のピット(穴)が設置されています。

地下1階内部

地下1F内部

 地下1階の様子です。

 型枠や上階部分のコンクリート打設荷重を支えるための支保工(サポートパイプ)が何本も設置されています。梁や壁部分の木製の型枠は、工事が進められていく段階で撤去(脱型)され、最終的にコンクリート面が見えるようになりますが、床スラブの木製型枠の代わりに使用されているデッキプレート(銀色の部分)は、撤去されずにそのまま残ります。地下駐車場は天井が貼られませんので、建物完成後にも構造の一部として見えるようになります。 

乗入構台下部

乗入構台

 仮設の乗入構台下部の様子です。

 乗入構台が設置された頃は、地面や地下部分との距離があり長い鉄骨が見えていましたが、工事が進むにつれて徐々に距離が縮まり、ついに乗入構台の直下まで1階床スラブが迫ってきました。今後、引き続き地上部分の工事が進められていくため、この段階で乗入構台は役目を終え解体されます。地面に打ち込まれている鉄骨は、根元の建物基礎部分で切断して引き抜かれ、空いている穴は周囲と同じようにコンクリートが打設されて塞がれることになります。

鉄筋先組み作業

先組み鉄筋

先組み鉄筋設置

 工程の遅れを取り戻すため、現場では様々な工夫が行われています。そのひとつとして、鉄筋工事の作業効率を上げるために、現場で鉄筋を配筋する従来の方法から、あらかじめ別の場所で鉄筋を先組みしてから設置する方法に変更されました。

PC工事

PC梁

PC鋼より線 

PC鋼より線挿入

 今回の工事では、柱から柱までの距離を長くして空間を有効に利用するため、主に市庁舎側の東西方向の梁に現場打ちPC(プレストレストコンクリート)造が採用されています。

 PC造の梁には、鉄筋のほかにシース(さや)管と呼ばれる直径70mm程度の管が設置され、その中に細い鋼線をより合わせた、1本が直径13mm程度のPC鋼より線と呼ばれる鋼材が通されます。梁1本につき4本(一部6本)のシース管、シース管1本につきあらかじめ束ねられた12本のPC鋼より線が通されます。一番長い部分では、長さ50mのPC鋼より線が使用されています。

 その後、コンクリートの打設・養生を経て、コンクリートが一定の強度に達した段階で、PC鋼より線を機械で引っ張り(緊張)を掛け、シース管の中にグラウト(無収縮モルタル)と呼ばれる充填材が注入されます。PC鋼より線が引っ張られた状態でグラウトが固まることにより、PC鋼より線が元に戻ろうとする圧縮力が梁に加わります。これにより、引っ張り力に弱いというコンクリートの弱点が補われ、通常の鉄筋コンクリート構造の梁よりも高い強度の構造体が実現されます。

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