初期消火のポイント

公開日 2014年01月07日

最終更新日 2014年01月07日

初期消火のポイント

消火器を、消火する場所まで運ぶ。

途中で安全ピンなどを抜いたりすると、消火する前に薬剤が放射したり して、役に立たなくなることがあるので注意が必要です。

燃えているものをしっかり確認します。

  1. 炎の大きさに惑わされないようにしましょう。(意外と火元は小さいかも知れない)
  2. 消火器を使用する場合は、姿勢を低くして熱や煙を避けながら、火元へ向けて薬剤を放射します。

同時に2ヶ所燃えているときは、小さいほうの火を先に消します。

粉末消火器は、風上から掃くようにしてかけます。

  1. 粉末消火器は、瞬間的に炎を抑えますが、いったん火が消えたように見えても再燃する危険があるので、完全に消火させるため、すぐに水をかけます。
  2. 万一消火不能になった場合を考えて、避難路をふさがれないよう逃げ口を背面にして消火します。

強化液消火器は、壁やふすま等が燃えている場合は、燃えているものの上方からかけると効果的です。

初期消火の限界は、天井に着火するまでです。

  1. 天井まで火が届いたら一人での消火は困難です。家族ぐるみで、また、隣近所で協力しあって消火し、消火できなかったら避難します。
  2. 外部の空気の流入を遮断できる構造の建物の場合は、人がいないことを確認して、室内を密閉し、粉末消火器を放射して、外に出ます。(ドアを閉めます。)

初期消火の失敗は、ほとんどが消火用具を取りに行くまで燃焼を放置しておくためです。

  1. その場を離れるときは、とりあえず手近にある座布団等を利用して燃えているものを覆います。
  2. 炎の立ち上がり材の元となるふすまやカーテン等は除去します。

身近な火災の消し方

天ぷら油

  1. 天ぷら油は通常175℃前後の温度で使われますが、そのまま加熱しつづけると温度はどんどん上昇し、約380℃に達すると発火します。消火器でいったん消しても、油面を覆っている消火薬剤が、油が沸騰する揺れで割れ、油面が空気に触れて再び発火します。これは、油温が自然発火温度に達しているからであり、油温が下がらない限り何度でも発火します。
  2. ガスの元栓を閉めます。
  3. 油面を覆うようにして放射します。
  4. 放射圧により油面をかき混ぜないようにします。
  5. いったん消火したらすぐに鍋の蓋などで空気を遮断し、温度が下がるのを待ちます。

石油ストーブ

  1. 使用中の石油ストーブを倒したらすぐ起こします。(耐震自動消火装置付のストーブは、倒れると耐震装置が作動し、すぐに火災にならないので、慌てずに引き起こします。) ※ 慌てて持ち出そうとすると炎にあおられて、やけどを負ったり、ストーブを落としたりしてかえって危険です。
  2. こぼれた油に火がついたら、消火器で消火します。

電気製品

  1. コンセントからプラグを抜くか、ブレーカーのスイッチを切ります。
  2. 電気こたつの場合は、布団を持ち上げると急に燃え上がりますので、まず、布団の上から水をかけます。
  3. 過熱した器具に水をかけると、感電したり、しぶきでやけどをすることがあるので注意します。

プロパンガスボンベ

  1. 炎が噴出しているときはバルブを閉めます。
  2. 周囲の可燃物に燃え移ったときは、それを先に消し、その後にバルブを閉めます。
  3. ボンベが倒れてガスが漏れた場合は、バルブを閉めます。
  4. プロパンガスは、空気よりも重く、いったん漏れると低い場所に滞留するので注意しましょう。

ふすまや壁紙

  1. 火元の方から順次上方に向かって放射し、炎を抑えます。
  2. 壁紙は、表面が消えたようでも壁内の木材を伝わって、小屋裏に拡大するおそれがあるので、必ず上方の板をはがして消えたかどうか確かめます。

密閉された室内

  1. 天井が燃え抜けたり、炎や熱気で室内に入れない場合は、中に人がいないことを確認して、出入口、窓などの開口部を閉めます。
  2. 出入口など戸の隙間から粉末消火薬剤を放射します。
  3. 消防隊が到着するまで、出入口の扉など開口部を開けないようにします。

参照 「防災ハンドブック」財団法人東京防災指導協会

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