はりこし亭

公開日 2013年05月27日

最終更新日 2013年05月27日

はりこし亭

種別

国登録有形文化財(建築物)

員数

1棟

答申年月日

平成18年6月16日

登録年月日

平成18年10月18日

告示年月日

平成18年11月9日

構造及び形式

木造二階建、鉄板葺一部瓦葺、建築面積356平米

所在地

小諸市乙字城下1208-7他

登録基準

再現することが容易でないもの

 「はりこし享」は旧北国街道沿いに建てられていた江戸時代の古民家である。江戸時代末期から12年かけて明治元年(1868年)に完成した。当時は藍染めの染物屋であったが、老朽化が進み取り壊す運命にあった旧家を解体・移築・再生し、平成14年元旦、食事処として現在に蘇らせた。
 この建物は、桁行9間、梁間7間半の規模で、木造平屋建、切妻造、鉄板葺、南側を通り土間や厨房とし、北側を床上部とし、6室を2列に並べ、室内は欅(けやき)材を多く使っている。2階正面には袖卯建(そでうだつ)を、棟には越屋根(こしやね)を上げている。延べ床面積356.3平方メートルにも及ぶ家には、30cm角の通しの大黒柱をはじめ、上がり框などに欅がふんだんに使われている。これらは江戸末期、小諸城に染物を納入した際、代金の代わりに城内の立ち木を譲り受けたもの。二階の梁は手斧の跡が残り、奥座敷には赤欅で作られた鳳凰と桐の花の彫刻欄間や鶴をあしらった釘隠しなど隅々まで手が施されている。また8メートルの高さを持つ気抜き屋根や、ひとめで卓越した職人技だとわかる戸袋の鶴と亀の彫り物など、130年の風雪に耐えてきた佇まいは今なお光芒を放っている。
 なお、古い民家を復元・保存に寄与したものに与えられる「小諸町並み賞」を受賞している。

はりこし亭外観

はりこし亭内部

お問い合わせ

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