夜明し念仏

公開日 2013年05月27日

最終更新日 2016年03月31日

夜明し念仏

指定項目

夜明し念仏 (よあかしねんぶつ)

所在地

小諸市加増

所有者及び管理者

荒堀区

指定年月日

昭和46年3月31日(市重要無形民俗文化財)

指定番号 3-2

概説

夜明し念仏は、以前は毎月1回行われていたが、今は3月春彼岸中日に薬師堂で行われる。

本尊薬師如来に面して、一隅に九尺四方の道場が作られ、青い細竹をもって荘厳に飾り、中央に太鼓二つが台上に供えられる。区長(昔は名主)が世話人となり、善男善女一同が座につき、午後8時から念仏が開始され、翌朝7時頃まで順次和讃(仏の功徳をほめたたえる歌)を唱えながら、念仏が続けられるので、この夜明し念仏の名があるのだと言われている。※

道場内で念仏をつとめるのは12人、法眼(僧の最高の位、法印の次)が首座(第一の座席)をつとめ、向かって左側の太鼓につき、右の太鼓に中唱、その周囲を十名が囲んで輪を作り、みな輪袈裟をかけ、胸にわらび(鉦を胸につける道具、肋木)を当てて鉦をかけ、太鼓の周囲を廻りながら、太鼓に合せて鉦を打ち念仏を唱える。

まず、道場固めの最初にあたって、太鼓に合せて次のような礼頭が唱えられ、その後いわゆる平念仏に入るのである。「弥陀を念ずる供がらあり。あま夜の星の如くなり。空は晴れねど西に行く。なにわの里もあしからず。天には大師の御楽に、地には諸仏のようごう志、中にしぐんのたなびきて、たいまの来光なされ給う」

平念仏に唱えられる和讃には、四方裟の讃(ほめたたえた言葉)、光明の讃、六字の讃、年しやりの讃、地蔵の讃、釈迦の讃、不動の讃、西方極楽の讃、孝養の讃、あだなる花の讃、あしたそろへの讃、籏上の讃、死出の讃、薬師の讃、花の讃がある。

一つの讃が終わるまで、およそ25分。太鼓に合せて鉦を打ちながら大声に讃を唱え、二上という個所では節も変り一段と声を高く、二、三の讃を終わっては少し休憩し、最後に子どもや女子で花の讃を唱え、大数珠を持ち上下にゆすりながら順次に廻り、翌朝7時頃、結願で終わる。この間に念仏踊りが行われる。以前は、各戸から集う善男善女も共に踊ったが、それを伝える人が非常に少なくなっている。

※ 時間等につきましては、現在変更となっておりますので、お問い合わせください。

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